中古車のキャンセルができる6つのケース・できない2つのケース

B!

中古車はの購入をするということは、高い買い物になる。

そのため「購入後にもし後悔したら、キャンセルできるのだろうか…」と、少し不安な気持ちが出てくることもある。

とはいえ中古車を購入した後に、キャンセルすることは可能なのだろうか。

結論を先に述べておくと、その答えは「条件付きでできる場合もある」が正解だ。

つまり「キャンセルできる場合もあるが、できない場合もある」ということになる。

そう聞くと、やはり不安が残ってしまうのは否めない。

そこで今回は、自動車ディーラーの営業マンとして中古車販売を担当してきた筆者が、中古車のキャンセルについて詳しく解説していこう。

キャンセルできる条件などについて詳しく解説していくが、キャンセル可能で賢く中古車探しをする方法についても解説していくので、損しないためにも最後までご覧いただくことをオススメする。

【とっておきの裏技】市場に出回らない非公開車両の中古車を提案してもらう!

中古車購入で一番心配なこと・・・それは買った後にすぐ故障してしまい乗れなくなること。
いくら中古の車とはいえば数十万はするので、大きな痛手のはずだ。

実は安心かつ安全でコストパフォーマンスの高い中古車を購入する方法がある。
それは市場には出回らない「非公開車両」に的を絞ること。

でも、一般な人では「非公開車両」を探すのは、ハッキリ言って無理だ。
ただ、非公開車両を提案してもらえるサービス「 ズバット車販売 」がある。

中古車買取・販売で有名な「ガリバー」が提案してくれるサービス。
ガリバーは新鮮な中古車が毎日500台入荷されているので、非公開車両の毎日のように増えている。
しかも100日間の返品保証サービスが付いているのでもしもの時も安心だ。

相談はどんな内容でもOK。むちゃな要望も伝えてみることだ。

【相談の内容例】
・新車とほぼ同等のフィットがほしい
・N-BOXで50万以内、新車同等品を提案してほしい
・ディーラー試乗車落ちで10,000km以内の中古車がほしい
・小さな子供がいるファミリー世帯にオススメの中古車がほしい

【電話】で無料相談できるなびくる+ →  https://www.zba.jp/car-hanbai/

【とっておきの裏技】愛車の相場をチェック&下取りよりも30万円高く売る

あなたは愛車の本当の価値を知っているだろうか?
もし、ディーラーの下取り額でしょ?買取店で出してもらった査定額でしょ?と思ったあなたは大きな間違いだ。

ディーラーや買取店は、ただただあなたから買い取った車を横流しして利益を上げているだけなのだ。

つまり彼らの利益を最小限に減らすことができれば、あなたは最高額で売れることができる。

ではどうすればいいのか?答えは「買取店同士を競わせる」こと。
ただ、正直、1社1社買取店を回っていたら面倒だと思うだろう。

そこでオススメなのが車一括査定というサービスを使うことだ。
車一括査定を使えば、一度に買取店に査定してもらい競争させることができるので、MAXに近い買取額が出る。

無料で利用、しかも納得いかなければ売らなくてもOKなのだ。
だまされたと思った一度利用することをオススメする。

おそらくあなたは出てきた査定額にビックリするだろう。

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1.中古車は購入後のキャンセル不可というのが普通

実は「中古車をキャンセルしたい」という人の数は非常に多い。

実際、国民生活センターには中古車関連の相談が2018年6月30日現在で1360件と、非常に多くの相談が寄せられている。

そして中でも、中古車購入後に

 
  • 何か不具合があった
  • 見知らぬキズがあった
  • やっぱり気に入らなかったからキャンセルしたい

など、キャンセルにかかわる相談が非常に多くなっている。

とはいえ現状から見ると、キャンセル不可のケースが圧倒的に多いのだ。

その理由は

 
  • クーリングオフの対象外(クーリングオフはネットなど、「現物を見ずに購入した物」に対する制度なので)
  • 自分の目でしっかり確認して、納得してから購入している=自己責任

ということが多い。

そのためまずは「中古車はキャンセルできない可能性の方が高い」と思っておくべきなのだ。

とはいえもちろんキャンセルできるケースもあるため、次章にて詳しく紹介していく。

2.中古車のキャンセルができる6つのケース

中古車のキャンセルができるケースは下記に箇条書きした6つだ。

中古車購入をキャンセルできる6つのケース
  1. まだ契約をしていない場合
  2. 未成年で親の許可なしに購入した場合
  3. 契約書上、「契約が成立していない」と認められるとき
  4. 口約束で「購入する」といったとき
  5. 最初から「キャンセルできるルール」が設定されているとき
  6. 明らかな瑕疵が見つかった場合

それぞれ以下に分けて説明していくが、どれもほとんどの中古車購入者が該当しない条件となる。

そのため「望み薄」だと思ってご覧いただきたい。

ケース1.まだ契約をしていない場合

まだ契約していない場合は、そもそも購入自体が成立していない。

そのため契約さえしていなければ、「この話はなかったことで」と言っても何も問題ないのだ。

スーパーの買い物で例えると、レジ待ちをしているときに「やっぱりこの商品はやめて棚に戻しておこう」ということをイメージすると分かりやすいだろう。

ただしお目当ての中古車の商談をする際に、手付金や予約金などを支払っている場合には、それは

  • 他のお客様に商談されないように予約するためだけのお金
  • 契約時にはそのお金をそのまま購入代金に含む

という性質を持っているため、契約が成立しなかった場合には返金されることはない。

ちなみに手付金については下記のリンクに詳しく解説してあるので、ご覧いただきたい。

ケース2.未成年で親の許可なしに購入した場合

未成年者が親の同意を得ずに中古車の購入をした場合には、問答無用でキャンセルすることができる。

下記、その旨が記載された民法を載せておくのでご覧いただきたい。

第五条 未成年者が法律行為をするには、その法定代理人の同意を得なければならない。ただし、単に権利を得、又は義務を免れる法律行為については、この限りでない。

2 前項の規定に反する法律行為は、取り消すことができる。 ※引用元:電子政府の総合窓口e-GOVの「民法」より

簡単に説明すると、契約という法律行為は、未成年では法定代理人=親などの許可が無ければ成立しないということになる。

つまり親の許可なく中古車の購入をした場合には、そもそも契約そのものを法律に基づいて取り消すことが可能なのだ。

ケース3.契約書上、「契約が成立していない」と認められるとき

中古車の購入をするときには、売買契約書というものを交わすことになる。

その契約書には

  • 車両の代金
  • 納期

などの記載がされているが、その他にも細かい契約条件などが記載されていることが多い。

その中で例えば

  • 入金の確認ができ次第、売買契約は成立する
  • 中古車の名義変更が完了次第、売買契約は成立する

といった「契約成立に関する文言」が書かれており、これを満たしていないタイミングであればキャンセルは可能だ。

とはいえこのようなケースは大変珍しく、一般的には販売店側に有利なように

  • 売買契約書にサインした時点で契約完了
  • 契約完了後のキャンセルは認めない

などと書かれていることが多い。

ケース4.口約束で「購入する」といったとき

書面ではなく口約束で購入する約束をした場合、実はそもそも契約が成立していないと認められる可能性が高い。

つまりそもそも書面にて契約をしていないため、キャンセルという概念が無くなるのだ。

とはいえ例えば契約書を交わしていなくても、あなたの希望通りに

  • コーティングを施行した
  • オプションパーツを取り付けた

といった作業を実施している場合には、損害賠償請求をされ、裁判になる可能性もある。

また「絶対に購入する」などの音声を録音されている場合には、明らかにあなたが不利になるのは間違いない。

ケース5.最初から「キャンセルできるルール」が設定されているとき

中古車販売店では、お客様が購入後に満足できなかった場合に備えて「キャンセルできるルール」の設定をしているケースがある。

例えば中古車販売の最大手であるガリバーでは

  • 納車前であれば「陸送費」「整備点検費用」など実費の負担をしてくれればキャンセルOK
  • 納車後100日以内(輸入車は30日以内)であれば、諸費用やオプションなどを除いた「純粋な車両価格分」の返金対応してくれる(ただし有料オプションサービス)

という、納車前後でも比較的安心なキャンセルのルールを設定している。

ちなみに納車後の返品ルールに関しては

  • 走行距離の増加が3,000㎞以内
  • 5㎝四方のキズ・凹みが無い
  • 事故を起こしていない

など、著しく車の価値が下がっていない場合に限る。

ただしこのような業者は決して多くなく、仮にルールを定めていたとしてもキャンセル料として「車両価格の10%」や「10万円」など、キリの良い数字で費用を取られるケースが多い。

ちなみに筆者の経験としては、昔から地域密着で営業しているモータース店などでは、意外にも無料でキャンセル対応してくれる店舗もあるため、小さく古い店舗ではまず相談してみることをオススメする。

ケース6.明らかな瑕疵(かし)が見つかった場合

中古車を購入した後に、明らかな瑕疵が見つかった場合はキャンセルできる可能性が高い。
 瑕疵とは「契約上、価値の評価に著しく悪影響を及ぼす要因」のことを指しており、売買契約を結ぶ際には重要事項説明として、瑕疵に関する説明をしなければならないのだ。

これを「瑕疵担保責任」と呼び、中古車の購入時には販売店が、車の売却時にはあなたがこの責任を負うことになる。

そのため契約前に

  • この車両にはエンジンの不調がある
  • この車両にはキズ・凹みがある
  • この車両には事故歴・修復歴がある

などの重要事項を説明していなかった場合には、キャンセルをしても問題ないケースが多いのだ。

ただしこのケースで販売店側がキャンセルを認めなかった場合には、あなたには「損害賠償請求権」があるため、法律にのっとって裁判を起こすことができる。

とはいえ契約書上、「瑕疵については免責」という文言が記載されている場合には、キャンセルや損害賠償請求が無効化されてしまうこともあるため、十分注意する必要がある。

また仮に裁判を起こしたとしても、裁判にかかる時間・費用などのコストを考えると非常に損であるため、やはり契約書の文言はきちんと目を通しておく必要がある。

以上がキャンセルできる6つのケースに関する解説だったが、ご覧いただいて分かる通り「キャンセルできる条件はかなり限定的」といえるのだ。

そのため次章にて述べるようにキャンセルできないケースに該当する方が、圧倒的に多くなるのだ。

3.中古車のキャンセルができない2つのケース

中古車のキャンセルができないケースは、下記の2点に集約される。

中古車購入をキャンセルできない2つのケース
  1. 特に瑕疵などの問題が無いにもかかわらず、契約している場合→この場合は「自分で買取依頼でもしてください」と流されるケースも
  2. 契約後、名義変更などが完了している場合

基本的にこちらの条件に該当する人が圧倒的に多くなるため、きちんとご覧いただきたい。

ケース1.特に瑕疵などの問題が無いにもかかわらず、契約している場合

特に瑕疵や契約書上の問題がなく、単純に「やっぱり気に入らなかった」などの理由で契約した場合には、間違いなくキャンセルできないと思った方が良い。

というのもこれは「身勝手なお客様都合」としてとらえられ、販売店としてはキャンセルを受理せずとも何の問題もないからだ。

また販売店側からすると、企業として利益確定をしているため、安易にキャンセルを受け入れることはまずありえない。

そのためこの場合でキャンセルの申し出をしても、正直なところ「ご自分で買取業者に売却でもしてください」と言われるのが関の山である。

ケース2.契約後、名義変更などが完了している場合

契約してから入金および名義変更が完了している場合には、それはもう「売買の手続きがすべて完了している」ということになる。

そのためこのケースもまた、上記の理由と同じく「瑕疵などの問題が無ければ成立してしまう」というのが本当のところだ。

つまりこのケースも売買契約が何の問題もなく成立してしまっているため、キャンセルはできないことになる。

以上の説明からも分かる通り、基本的に売買契約が何の問題もなく成立している場合には、キャンセルはできないと思った方がいい。

また特別に悪質な業者ではない限り、

  • 車両の瑕疵に関する説明
  • 売買契約書上の重要事項説明

などはされ、販売店としては「キャンセルできない万全の状態」を作り上げている。

そのため基本的に中古車の購入に際してキャンセルが適用されるケースは圧倒的に少ないと思った方が良いのだ。

とはいえ、筆者がこれまで担当してきたお客様の中にも、キャンセルとまではいかないものの「やっぱりあっちの車にしておけば良かったかな…」というお客様は少数いた。

つまり少数ではあるものの、一定数のお客様は中古車の購入後に少しだけ後悔をしているのだ。

その気持ちは筆者もよく分かるが、筆者のディーラーのルール上、やはりお客様の勝手な都合でキャンセルを受け付けることはできなかった。

そのため筆者としては、次章にて紹介する方法で中古車探し→購入をすることがオススメである。

4.【結論】キャンセル(返品)可能の安心業者で中古車探しはすべき

結論から述べると、筆者としてはキャンセルや返品に関するルールがきちんと定められている業者で、中古車探し及び購入をすることがオススメである。

具体的には、先程も述べた「ガリバー」は非常にオススメできる。

とはいえ実際にガリバーで中古車探しをすると、「余計な営業行為をされるのではないか」と不安になってしまうだろう。

そこで筆者がオススメするのが「 ズバット車販売 」というサービスだ。

ズバット車販売
https://www.zba.jp/car-hanbai/

上記のサービスは中古車販売の最大手であるガリバーが、全国にある数千台以上もの在庫車(非公開車両含む)の中から、あなたが希望する

  • 予算
  • 車種
  • 年式

に合致した中古車を、あなたの代わりに探してくれるサービスである。

 
  • キャンセル・返品ルールのしっかりした業者で中古車探しができる
  • 数千台の中から、希望条件に合わせて予算内で中古車探しができる

といった大きなメリットを享受でき、しかもラクに中古車探しを完了させることができるのだ。

そうすれば、中古車のキャンセルに不安を感じることなく、希望の予算で希望の中古車が購入できるのは間違いないだろう。

中古車提案サービス公式サイト

5.まとめ

以上、中古車のキャンセルに関する解説を終了するが、最後に当ページの内容をまとめておこう。

  • 中古車のキャンセルは普通「不可」であることが多い
  • キャンセルできる条件は、「瑕疵がある」「未成年が親の許可を受けていなかった」など、法律上認められるケースのみであることがほとんど
  • 逆に瑕疵などの法律上の問題がなくキャンセルしたい場合には、拒否されることがほとんど
  • 筆者としてはキャンセルや返品のルールがきちんと明記されているガリバーの中古車を購入できる、「 ズバット車販売 」を使って中古車探しをするのがオススメ
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