中古車の頭金の決め方は「月額」と「貯蓄」のバランスで調整する

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中古車の購入の際、ローンを活用して購入する人は多い。

その場合に頭金をセットで考えて、「どの程度頭金が必要なのだろうか…」と悩んでしまうことがあるだろう。

しかし先に結論を述べておくと、中古車の購入時にローンを組むとき、必ずしも頭金が必要というわけではないのだ。

そのため頭金は「0」でも構わないのだが、ある程度効果的に活用することで「支払いがグッと楽になる」といえるのも事実。

そこで今回は、自動車ディーラーの営業マンとして中古車販売を担当していた筆者が、中古車の頭金について詳しく解説していこう。

中古車の頭金についてきちんと理解しておけば、間違いなく「損せず最もお得なバランス」で、中古車の購入ができるとお約束しよう。

【とっておきの裏技】市場に出回らない非公開車両の中古車を提案してもらう!

中古車購入で一番心配なこと・・・それは買った後にすぐ故障してしまい乗れなくなること。
いくら中古の車とはいえば数十万はするので、大きな痛手のはずだ。

実は安心かつ安全でコストパフォーマンスの高い中古車を購入する方法がある。
それは市場には出回らない「非公開車両」に的を絞ること。

でも、一般な人では「非公開車両」を探すのは、ハッキリ言って無理だ。
ただ、非公開車両を提案してもらえるサービス「 ズバット車販売 」がある。

中古車買取・販売で有名な「ガリバー」が提案してくれるサービス。
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相談はどんな内容でもOK。むちゃな要望も伝えてみることだ。

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【とっておきの裏技】愛車の相場をチェック&下取りよりも30万円高く売る

あなたは愛車の本当の価値を知っているだろうか?
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つまり彼らの利益を最小限に減らすことができれば、あなたは最高額で売れることができる。

ではどうすればいいのか?答えは「買取店同士を競わせる」こと。
ただ、正直、1社1社買取店を回っていたら面倒だと思うだろう。

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1.中古車で頭金を入れるべき4つのケース

まず中古車の頭金について、下記にイメージを図解しておいたのでご覧いただきたい。

中古車頭金のイメージ

ご覧いただくと分かる通り、頭金を支払うと「残りの部分」を分割で支払っていくことになる。

そして頭金が大きくなればなるほど、残りの支払部分が減る。

そのため頭金を入れるべき人は、下記に箇条書きしたケースに合致した人である。

中古車頭金を入れるべき4つのケース
  1. 月々の返済額を少なくしたい
  2. 返済期間を短縮したい
  3. 金利支払い分を少なくしたい
  4. 少しでも審査に通りやすくしたい

それぞれ頭金の仕組みとともに、オススメ理由を解説していこう。

ケース1.月々の返済額を少なくしたい

頭金を入れることで分割で支払っていく金額が少なくなるということは理解できただろう。

そのため「月々の返済額を減らしたい」という場合には、頭金は最も効果的な方法といえる。

具体例として、120万円の中古車を5年60回払いしていくケースを考えてみよう。(金利は計算に入れない)

この場合、頭金を入れないと単純に毎月2万円の支払いをしていくことになる。

しかし仮に頭金を30万円入れた場合、1万5,000円の支払いで済むため、毎月お金に余裕が生まれるのだ。

そのため「毎月の返済額を少しでも少なくしたい」と思っている人は、頭金を入れることがオススメである。

ケース2.返済期間を短縮したい

同じ金額のまま「返済期間を短縮したい」という場合にも、頭金は有効だ。

コチラも具体例として先程と同様に、120万円の中古車を60回払いするケースを考えると、毎月2万円の返済をしていくことになる。

しかし頭金を30万円先に入れておけば残りの部分が90万円になるため、結果的に2万円を45回払いするだけで済むのだ。

つまり今回のケースでは、通常よりも1年3ヶ月早く返済が完了するということになる。

そのため「長期間負債を抱えたくない」という場合には、頭金を活用することがオススメといえるのだ。

ケース3.金利支払い分を少なくしたい

頭金が必要になる「マイカーローン」などを組むと借りたお金に「金利」が発生するため、借りたお金プラスαの返済をしていくことになる。

そのため借りたお金が多ければ多いほど、プラスαの部分が大きくなるため、損してしまうのだ。

そこで登場するのが頭金である。

これまでの説明からも理解しているだろうが、頭金を入れることで「残りの部分=ローンで借りるお金」が少なくなる。

そして借りるお金が少なくなるということは、金利支払い分も少なくなるのだ。

実際に金利2.0%60回払いで120万円を借りた場合と、90万円を借りた場合の比較を下記にしてみたのでご覧いただきたい。

ローン金額 120万円 90万円
月々の返済額() 21,033 15,774
金利支払い額合計() 61,980 46,440
金利分の差額() 15,540

ご覧いただくと分かる通り、頭金の有無によって金利支払いの分が約15,000円程度変わることになる。

そのため「意外と少ない」と思われるかもしれないが、実は300~500万円を超える高額なマイカーローンを組んだ場合には、二次関数的な倍々ゲームのように、より多くの金利支払いが発生してしまう。

つまり高い中古車を購入するためにマイカーローンを組む場合には、より頭金が重要になるということになる。

ケース4.少しでも審査に通りやすくしたい

実はマイカーローンを組むときに、頭金を入れておくと「審査に通りやすい」という事実がある。

というのも融資を行う金融機関としては、

  • 頭金を入れてくれた人=それなりに資金力のある人
  • 頭金を入れてくれる=貸付けの額が少なくなる=確実に回収できる確率が高まる

という判断をするからだ。

そのためマイカーローンの審査に不安のある人は、5万円でも10万円でも構わないため、頭金を支払うことをオススメする。

ただし通常、

  • 自営業者
  • 住宅ローン以外に借金がいくつかある人
  • 過去にクレジットカードの支払いに大幅な遅延があった人
  • 定職に就いていない人

という条件に当てはまらなければ、年収から換算してきちんと融資してくれることが多いため、審査に関してはあまり心配する必要はない。

自動車ローンを考えている人は、下記記事でオススメを紹介している。

以上、頭金を支払うべき人についての説明をしてきたが、すべての人が頭金を支払うべきだと筆者は思っていない。

むしろ次章にて紹介するデメリットをご覧いただいて、「それでも大丈夫」という人だけが頭金の支払いはすべきなのだ。

2.中古車で頭金を入れるデメリットは「貯蓄が少なくなる」

中古車の購入時に頭金を入れるデメリットはたったひとつ、「貯蓄が少なくなる」ということだ。

頭金といえばまとまった金額を入れることが多く、実際に先ほど述べた4つのポイントのどれかに合致するためには、20~30万円以上の頭金を入れなければ効果が無いことが多い。

そのためあなたがこれまでに一生懸命貯蓄してきたお金が、一気に放出されてしまうというリスクがあるのだ。

もちろん「そもそも貯蓄がたくさんあるため気にする必要が無い」という人は、頭金を多く入れるor最初から一括払いをしてしまうという選択肢も「アリ」といえる。

しかし貯蓄がそれほど多くない場合には、中古車の購入後に必要となる下記のお金を最低限取っておく必要がある。

 
  • 自動車保険の年間保険料…年間5~20万円程度、分割払いも可
  • 翌年度の自動車税…4月1日時点で軽自動車約1万円、普通乗用車約4~5万円程度
  • 車検代…2年に1度、7~15万円程度

また上記のお金とは別に、あなたの家計上「余裕資金」としてとっておくべきお金もあるため、むやみに頭金を入れることは危険なのだ。

しかし仮に頭金を入れるのであれば、気になるのはどのタイミングでいくらぐらい支払うべきなのかということだろう。

次章ではタイミングや金額について説明していくので、引き続き読み進め欲しい。

3.頭金はいつ・いくら支払えばいいのか

頭金を支払うタイミング・金額は、基本的に下記に箇条書きした通りである。

 
  • いつ…「納車まで」が一般的
  • いくら…特に指定が無いケースがほとんど、5万円でも10万円でもOK

それぞれ以下に簡単に説明していく。

いつ…「納車まで」が一般的

頭金の支払いタイミングは「納車まで」にすることが普通である。

というのも頭金の役割としては「商品代金の一部」という位置づけになっているため、先払いを依頼されることが一般的となっているのだ。

もちろん販売店やローン会社との契約の中で、「納車後〇日以内」という文言が書かれていれば別であるが、基本的に先払いということは覚えておこう。

また逆にローン会社の規定によって「○月〇日までに振り込み」というケースもあるため、契約時にはよく確認する必要がある。

ちなみに上記のような条件を無視して期日を守らなかった場合には、融資不可になる可能性があるため、十分注意してほしい。

いくら…特に指定が無いケースがほとんど、5万円でも10万円でもOK

頭金の金額は、そもそも「いくらでも良い」というケースがほとんどだ。

そのため契約前に「〇円の頭金を入れる」という内容で契約書を交わすことになるのだが、あなた自身が任意で金額の設定をすることができるのが普通である。

つまり5万円でも10万円でも、好きな金額に設定すれば大丈夫であり、融資の担当者も「〇円の頭金なら月々〇円程度の支払いになる」と試算してくれるため、バランスを考えると良い。

ただし注意が必要なのは、頭金を金融機関や販売店からあらかじめ決められた場合だ。

金額を先に決められるのは審査に通りにくい場合に多いのだが、その場合には必ず決められた金額を支払う必要が出てくる。

その際、筆者がこれまでに担当してきたお客様の例でみると、「車両価格の1割」というケースが多く、「1割」という数字を満たしていれば審査に通りやすくなることが多いようだ。

そのため金額指定をされる場合には1割程度のお金を別途用意して、頭金の支払いにあらかじめ充てる準備をしなければならない。

以上が頭金の支払タイミングと金額に関する解説だった。

しかし「そもそも論」として車両価格を安くして、月々の支払額を減らすためには「希望の予算で中古車探しをする」という方が圧倒的に手間がかからず、しかも金銭的にも余裕が出る。

そのため筆者としては、次章にて紹介するサービスを利用して、最初から希望価格で中古車の購入をすることをオススメする。

4.できるだけ車両価格を安くするなら「希望価格」で中古車購入をすべし

中古車をあなたが望む「安い希望価格」で探すとき、考えられる方法として「何社もの中古車販売店をまわる」というイメージをするだろう。

しかしそれでは、非常にコスパが悪い。

そこで筆者がオススメするのが「大量の中古車在庫の中から探してもらう」という方法だ。

そしてそれを可能にするのが「 ズバット車販売 」というサービスだ。

ズバット車販売
https://www.zba.jp/car-hanbai/

上記のサービスは中古車販売の最大手であるガリバーが、全国にある数千台以上もの在庫車(非公開車両含む)の中から、あなたが希望する

  • 予算
  • 車種
  • 年式

に合致した中古車を、あなたの代わりに探してくれるサービスである。

そのためあなたは希望の価格や車種などに関する条件を伝えておけば、後はあなたが購入できる予算の中古車を紹介してくれるのだ。

あなたは心置きなく希望条件を伝えて、紹介されるまで待っているだけで良い。

そして各サービスは申し込みも1分あれば完了するほど簡単であり、誰もが確実に希望の条件でラクして車探しをできる環境が整っている。

そのためぜひ一度、頭金分を少なく見積もって、上記サービスにて希望車種を紹介してもらうことをオススメする。

そうすれば間違いなくお得かつ無理のない支払いができ、あなたの満足できる中古車の購入が実現するだろう。

中古車提案サービス公式サイト

5.まとめ

以上、中古車の頭金に関する解説を終了するが、最後に当ページの内容をまとめておこう。

  • 中古車の頭金は、月々のローン支払いを軽減させる効果を持っている
  • ただし中古車の頭金を無理して入れすぎると、購入後に必要なお金が無くなってしまうこともあるため、貯蓄として残すべきお金と頭金のバランスは非常に重要
  • 頭金を支払う場合は、特別に指定が無い限り「納車前にいくらでも」が普通
  • 頭金で月々の支払額を減らすのであれば、筆者としては最初から安く中古車の購入をするために「 ズバット車販売 」の利用をすることがオススメ
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