高校卒業~大学生になると多くの人が車の免許を取得することになる。
そして地方の大学に通っていると、よく自分の車を持っている人がいるため、「こんなに便利な乗り物を自分でも持ちたい」と思うことはよくあるといえる。
そのため、あなた自身、大学生でありながら車を買いたいと思っているのではないだろうか。
大学生の一番の問題は「お金があまりない」ということだ。
- 車にどれぐらいのお金が掛かってくるのか
- いくらぐらいの車を買えばいいのか
辺りを検討しなければ、車を持ったはいいけど、生活が一気に苦しくなる可能性も大いにある。
なので、必ず今回紹介する説明はしっかりとご覧になってほしい。
また今回解説していく筆者は、自動車ディーラー勤務で新車販売や中古車販売を担当しているため、安心して読み進めてほしい。
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中古車購入で一番心配なこと・・・それは買った後にすぐ故障してしまい乗れなくなること。
いくら中古の車とはいえば数十万はするので、大きな痛手のはずだ。
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- 1.大学生が車を買うときの主なコストは4種類
- コスト1.購入費用
- コスト2.ガソリン代
- コスト3.車検・整備費用
- コスト4.自動車保険料
- 2.大学生で車を買うときのシミュレーション結果は「月5.6万円」
- 3.コストを安くすれば大学生でも車購入はできる
- 購入費用を抑える方法
- ガソリン代を抑える方法
- 車検・整備費用を抑える方法
- 自動車保険料を押さえる方法
- すべてを対策すると「15,000円お得」になる
- 4.プロが教える大学生にオススメの車5選
- オススメの車1.スズキ ワゴンR
- オススメの車2.スズキ アルトラパン
- オススメの車3.トヨタ パッソ
- オススメの車4.トヨタ ポルテ・スペイド
- オススメの車5..ホンダ オデッセイ
- 5.まとめ
1.大学生が車を買うときの主なコストは4種類
まず大学生で車を買うとき、気になるのは「どのようなコストが必要になるのか」ということだろう。
そこで早速、下記に主に車にかかるコストを図解しておいたので、ご覧いただきたい。
それぞれ予想通りの結果かと思うが、どのような内容なのか以下に改めて説明していこう。
コスト1.購入費用
車を買うために必ずかかるのが購入費用だ。
金額の目安は人それぞれだが、大学生ではあまり多くの予算を用意することはできないだろう。
その場合にはローンで車購入をするのが当たり前になるのだが、それはそれで「賢い選択肢」ということができる。
ただし金額的に考えなくてはならないのが「月々どの程度のお金を支払えるのか」ということである。
そのため後述しておくが、きちんと月々の「支払可能額」を把握したうえで車を買う必要があるといえる。
コスト2.ガソリン代
車を動かすためには意外と多くのガソリン代が必要となる。
そこで覚えておくべきなのは、ガソリン(燃料)の種類には大きく分けて下記の3種類があるということだ。
- 軽油
- レギュラーガソリン
- ハイオク
それぞれ上から順に1リットル当たりの燃料費が安くなっており、上位に行くにつれておおむね10~20%ぐらい高くなる。
つまり軽油が110円程度だった場合、
- レギュラーガソリン…120~130円程度
- ハイオク…140~150円程度
ということになる。
これに車の燃費性能と、月間の走行距離をかけていくと「月々いくらの燃料代が必要なのか」ということを正確に知ることができる。
例えば、レギューラーガソリン車、月間の走行距離が100km、10km/lの燃費だとすると、100km÷10km/l×120~130円=1,200円~1,300円となる。
コスト3.車検・整備費用
車を買って維持していくには、車検や整備費用も必要になる。
まず車検に関しては、2年に1度受けなければならず「車検を取得していなければ公道を走ることができない」と法律で決まっている。
そして気になる車検費用だが、必要なお金は
- 車検の基本点検料…1~2万円程度
- オイル交換などのプラス料金…1~3万円程度
- 税金、自賠責保険などの諸費用関係…5万円程度
が最低でも必要になる。
つまり車検費用をトータルすると、7~10万円程度は用意しなければならないのだ。
また年に1度程度は簡単な点検が必要であり、そうすることで「故障の少ない良い状態」を保つことができる。
その場合には1回の点検整備につき、おおむね2~5万円程度かかる。
コスト4.自動車保険料
法律で義務付けられているわけではないが、車を購入して運転するためには「自動車保険への加入が必須」といえる。
というのも加入が義務付けられている自賠責保険では、相手への「対人補償」しかされない。
それどころか自賠責保険では最大でも4千万円の補償にとどまる。
つまり万が一相手への賠償金が1億円などになった場合には、保険による補償ができないため「自腹で一生かけて支払い続ける」という羽目になってしまうのだ。
そのため自動車保険は自賠責保険だけではなく、任意保険にも加入して「対人や対物補償を無制限で実施できるようにすべき」といえるだろう。
気になる年間保険料について詳しくは後述していくが、20歳前後という大学生では「保険料はめちゃくちゃ高くなる」ため、少しでも節約することが重要になる。
以上が大学生で車を買う場合にかかるコストに関する説明だったが、ご覧いただくと「やはり大学生で車を買うのはムリなのでは?」と疑問に思ったかもしれない。
しかし安心してほしい。
次章にて紹介するシミュレーション結果をご覧になれば、十分可能な範囲に収まっているということが分かるだろう。
2.大学生で車を買うときのシミュレーション結果は「月5.6万円」
まず先に、筆者が試算した結果を下記の表で紹介していこう。
主なコスト | 1回の金額(円) | 月々に直した 金額(円) |
月々の合計金額(円) |
---|---|---|---|
購入費用 | 1,000,000 | 17,703 | 56,553 |
ガソリン代 | - | 10,400 | |
車検・整備費用 | 150,000 | 6,250 | |
自動車保険料 | 253,760 | 22,200 |
※ガソリン代は800㎞/月、燃費10㎞/L、レギュラーガソリン130円/Lで試算
※自動車保険料はソニー損保で「平成25年式、年間11,000㎞以下走行、全年齢、家族限定、免許証の色ブルー、車両保険なし」で試算
※月々の金額は「車検整備費用=24か月で割った数値」「自動車保険料=月払いの保険料」で試算
このような結果となったが、月々56,000円で車の購入が可能であるならば、正直なところ「かなり現実的」というのが本音だ。
とはいえ扶養や所得税を気にしなくてもいい「年間103万円のバイト代」では月平均で85,000円程度であるため、3万円も余らない計算になってしまう。
つまり言い換えると「現実的に購入することはできるものの、遊びに使えるお金が少なくなってしまう」ということになるのだ。
それでは正直なところ、意味がなくなってしまうかもしれない。
そこで次章では、各コストを削減してできる限りお金に余裕をもって車を買う方法についてお教えしよう。
3.コストを安くすれば大学生でも車購入はできる
各コストを安く抑える方法については、以下に分けて説明していくので引き続きご覧いただきたい。
購入費用を抑える方法
購入費用を抑えようと思った時は、やはり「新車」ではなく「中古車」を検討すべきだ。
さらに中古車を安く購入したいところだが、正直なところ「中古車」は値引き交渉はまったく効果がないといえる。
というのも中古車(特に安い中古車)はそもそも利益をあまり確保していないため、それ以上値引きをすることができないのだ。
そのためどちらかというと「同じ予算でも、できる限り状態の良い車を選ぶ」ということが重要になる。
その際にオススメなのが「 ズバット車販売 」というサービスだ。
中古車の最大手ガリバーの豊富な在庫より適切な中古車を提案してくれるのだ。
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- 大学生でも乗っていて恥ずかしくない、少し変わった中古車がほしい
- 100万以内の新車同等品を提案してほしい
さらに有料にはなるが、100日以内の返品受付や最長10年保証を付けることもできるので安心だ。
まとめると、短時間の内に余計な手間をかけずに記録簿付きで「予算などの希望条件にもあった車が見つかるサービス」ということができるのだ。
筆者としては最もオススメのできるサービスなので、ぜひ利用してほしい。
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ガソリン代を抑える方法
ガソリン代を抑えるには、正直なところ「近所の安いガソリンスタンド」を探すことが重要になる。
そのため実際には街中を歩いている、または走行しているときに価格をチェックするしかない。
とはいえどのガソリンスタンドで入れたとしても、せいぜい2~3円/Lしか変わらないことが多く、一度に50Lの給油をしたとしても100~150円程度しか変わらないため、誤差の範囲として考えても良いだろう。
つまり結論を言うと、ガソリン代を抑えるのは考えなくてよい。
車検・整備費用を抑える方法
車検・整備費用を抑えるには、ディーラーではなく「地元の整備工場」や「モータース」で依頼するといい。
というのもこれらの業者の腕前は一流であるにもかかわらず、生き残りをかけて「ディーラーよりも安い金額」で請け負ってくれることがほとんどだからだ。
その金額は、おおよそではあるがディーラーでの車検金額の7~8割程度になる。
つまり20~30%オフで車検整備をしてくれるのだ。
ただし純正パーツなどを交換しなければならない場合、ディーラーよりも高額になるケースもあるため、通常の車検整備以外の場合には注意が必要である。
自動車保険料を押さえる方法
自動車保険料を抑えるにはいくつか方法があるが、効果的なものを紹介しよう。
まずは「親から等級をもらう」ということだ。
あなたが通常、車を購入して新規で自動車保険に加入すると、「6等級」からスタートし、保険料が非常に高くなってしまう。
しかし車を購入するタイミングであれば家族間で等級の移動が可能になるため、親から等級をもらえる場合には「より進んだ有利な等級からスタートできる」というメリットがあるのだ。
こちらの試算結果も次に紹介しておくが、仮に15等級をもらえた場合には半額以下になっているため、非常にお得だといえるだろう。
自動車保険を抑える方法は、「本当は教えたくない!自動車保険のプロによる10個の節約方法を大暴露」のサイトでより詳しくあるので紹介しておく。
以上がコストを抑える方法に関する説明だったが、これらを踏まえて次に再試算してみよう。
すべてを対策すると「15,000円お得」になる
すべての対策結果として、前述した試算結果からの変更点は以下のとおりである。
- 購入費用…変化なし
- ガソリン代…2円/L引き
- 車検・整備費用…2割引き
- 自動車保険…親から15等級をもらったと仮定
主なコスト | 1回の金額(円) | 月々に直した 金額(円) |
月々の合計金額(円) |
---|---|---|---|
購入費用 | 1,000,000 | 17,703 | 41,343 |
ガソリン代 | - | 10,240 | |
車検・整備費用 | 120,000 | 5,000 | |
自動車保険料 | 96,020 | 8,400 |
結果を見ても分かる通り、前回の試算結果からなんと15,000円以上ものコスト削減をすることができたのだ。
また月々4万円程度であれば、十分に維持していけるだけの金額であるため、少しだけバイトに力を入れるだけで車を買うことは可能になる。
さらにいうと
- お金をためて頭金を用意した
- 今までためたお金を使い、一括払いで購入した
- ローンの支払いが終了した
という場合に関しては、購入費用を大きく削減することができるため、大学生でも「懐の痛まない程度」の金額に抑えることができるだろう。
とはいえ「新車を欲しい場合にはあまり現実的ではないのでは?」と思っただろう。
それはその通りなのだが、正直なところ大学生ではお金が無いため新車ではなく、最初から中古車を狙うことがオススメだ。
そこで次章では、筆者がプロとしてオススメの中古車を5つピックアップして、価格帯などを含めて紹介していこう。
4.プロが教える大学生にオススメの車5選
プロが大学生にオススメする5つの車は、下記の通りだ。
- スズキ ワゴンR
- スズキ アルトラパン
- トヨタ パッソ
- トヨタ ポルテ・スペイド
- ホンダ オデッセイ
それぞれの車種の大まかな金額や特徴、そしてコスパについて以下に分けて説明していこう。
大前提として、新車ではなく中古車として紹介していく。
また、100万円で購入できる中古車をピックアップしている。
オススメの車1.スズキ ワゴンR
- 年式…新車~3年落ち程度
- 走行距離…0~3万㎞程度
スズキの超人気車種であるワゴンRはこれまでにいくつかのモデルを販売しているが、その中でも100万円であれば現行モデルに手が届く場合もある。
そして2モデル前までの車種に関しても、正直なところ「軽自動車として成熟している」ということができ、内外装ともに派手な豪華さはないが、いい意味で「普通」ということができる。
そのため大学生にはもってこいの車種といえるだろう。
そんなワゴンRでのシミュレーション結果は以下の通りだ。
主なコスト | 1回の金額(円) | 月々に直した 金額(円) |
月々の合計金額(円) |
---|---|---|---|
購入費用 | 1,000,000 | 17,703 | 35,590 |
ガソリン代 | - | 6,827 | |
車検・整備費用 | 120,000 | 5,000 | |
自動車保険料 | 69,230 | 6,060 |
※ガソリン代は800㎞/月、実燃費15㎞/L、レギュラーガソリン128円/Lで試算
※自動車保険料はソニー損保で「平成25年式、年間11,000㎞以下走行、全年齢、家族限定、免許証の色ブルー、車両保険なし」で試算
※月々の金額は「車検整備費用=24か月で割った数値」「自動車保険料=月払いの保険料」で試算
やはり軽自動車ということもあり、維持費としては比較的「安い」といえる金額である。
オススメの車2.スズキ アルトラパン
- 年式…新車~3年落ち程度
- 走行距離…0~3万㎞程度
アルトラパンもワゴンRと同じく、スズキから販売されている車種だが、丸目のヘッドライトやボディカラーから「可愛い」と女性に人気の車種である。
そのため女子大生にはもってこいの車といえる。
また古いモデルでは50万円台、60万円台のものもあるが、比較的新しいモデルの方が可愛らしいため、筆者としてはそちらをオススメしたい。
そんなアルトラパンのシミュレーション結果は下記の通りである。
主なコスト | 1回の金額(円) | 月々に直した 金額(円) |
月々の合計金額(円) |
---|---|---|---|
購入費用 | 1,000,000 | 17,703 | 33,883 |
ガソリン代 | - | 5,120 | |
車検・整備費用 | 120,000 | 5,000 | |
自動車保険料 | 69,230 | 6,060 |
※ガソリン代は800㎞/月、実燃費20㎞/L、レギュラーガソリン128円/Lで試算
※自動車保険料はソニー損保で「平成25年式、年間11,000㎞以下走行、全年齢、家族限定、免許証の色ブルー、車両保険なし」で試算
※月々の金額は「車検整備費用=24か月で割った数値」「自動車保険料=月払いの保険料」で試算
ワゴンRよりもやや安い金額とはなったが、誤差の範囲といえる。
またワゴンRでも同様だが、軽自動車ということもあって非常に維持費が低く、大学生のアルバイト程度で十分に手が届くといえるだろう。
オススメの車3.トヨタ パッソ
- 年式…新車~3年落ち程度
- 走行距離…1~5万㎞程度
トヨタから販売されているパッソは、普通車の中では非常に金額の安い車種である。
そのためパッソに関しても、前述した2つの軽自動車と同じ程度の条件で、十分に探すことが可能になる。
また見た目は丸目で可愛らしいが、ブラックなどのボディカラーを選択すると引き締まり。
スポーティーで格好良さを演出できるため、男女問わず似合う車種といえるだろう。
そんなパッソのシミュレーション結果は下記の通りだ。
主なコスト | 1回の金額(円) | 月々に直した 金額(円) |
月々の合計金額(円) |
---|---|---|---|
購入費用 | 1,000,000 | 17,703 | 35,840 |
ガソリン代 | - | 6,827 | |
車検・整備費用 | 120,000 | 5,000 | |
自動車保険料 | 72,130 | 6,310 |
※ガソリン代は800㎞/月、実燃費15㎞/L、レギュラーガソリン128円/Lで試算
※自動車保険料はソニー損保で「平成25年式、年間11,000㎞以下走行、全年齢、家族限定、免許証の色ブルー、車両保険なし」で試算
※月々の金額は「車検整備費用=24か月で割った数値」「自動車保険料=月払いの保険料」で試算
パッソも4万円を切る形となり、非常に維持費が安いということが分かる。
また普通乗用車(白ナンバー)ということで、軽自動車と比較するとパワーがあるため、高速道路などの走行にも余裕が生まれ、友人との長距離ドライブも非常にラクになるといえる。
オススメの車4.トヨタ ポルテ・スペイド
- 年式…3年~5年落ち程度
- 走行距離…1~3万㎞程度
トヨタから販売されているポルテとスペイドは兄弟車種で、それぞれスライドドアを装備している、いわば「ファミリーカー」である。
しかし見た目は
- ポルテ…丸目で可愛らしい
- スペイド…吊り目で格好いい
という特徴を持っており、ファミリーユーザーにも使いやすいように「積載性は抜群」ということができる。
そのため何かと荷物が多くなってしまう学生生活では重宝すること間違いなしだろう。
そんなポルテ・スペイドでのシミュレーション結果は下記の通りである。
主なコスト | 1回の金額(円) | 月々に直した 金額(円) |
月々の合計金額(円) |
---|---|---|---|
購入費用 | 1,000,000 | 17,703 | 37,500 |
ガソリン代 | - | 6,827 | |
車検・整備費用 | 120,000 | 5,000 | |
自動車保険料 | 91,150 | 7,970 |
※ガソリン代は800㎞/月、実燃費15㎞/L、レギュラーガソリン128円/Lで試算
※自動車保険料はソニー損保で「平成25年式、年間11,000㎞以下走行、全年齢、家族限定、免許証の色ブルー、車両保険なし」で試算
※月々の金額は「車検整備費用=24か月で割った数値」「自動車保険料=月払いの保険料」で試算
自動車保険の影響で多少高くなってしまうものの、正直なところ「まだまだ大丈夫」というのが本音だろう。
そのためこれぐらいの車種に関しては、使い勝手や使用用途などを考えると、十分に「アリ」ということができる。
オススメの車5..ホンダ オデッセイ
- 年式…5~7年落ち程度
- 走行距離…5~10万㎞程度
ホンダから販売されているオデッセイは、高級車としてのラインナップとなっている。
しかし条件としては正直なところ「少し古い」というのが現状である。
とはいえ例えば「学生時代+社会人1~2年目まで乗れれば問題ない」という人にとっては、内装の高級感や走りの快適性、そして積載性などの観点からも非常にオススメできる1台だ。
そんなオデッセイのシミュレーション結果は下記の通りである。
主なコスト | 1回の金額(円) | 月々に直した 金額(円) |
月々の合計金額(円) |
---|---|---|---|
購入費用 | 1,000,000 | 17,703 | 44,773 |
ガソリン代 | - | 15,000 | |
車検・整備費用 | 120,000 | 5,000 | |
自動車保険料 | 80,750 | 7,070 |
※ガソリン代は800㎞/月、実燃費8㎞/L、ハイオク150円/Lで試算
※自動車保険料はソニー損保で「平成25年式、年間11,000㎞以下走行、全年齢、家族限定、免許証の色ブルー、車両保険なし」で試算
※月々の金額は「車検整備費用=24か月で割った数値」「自動車保険料=月払いの保険料」で試算
自動車保険料に関しては古い車種であるため、それほど高くはならなかった。
しかし排気量の大きさから燃費があまりよくない車種でもあるため、結果的に約45,000円程度が必要ということになる。
ただし今回紹介した車種の中では「抜群の高級感を誇る車種」でもあるため、検討する余地は十分にあるだろう。
また、下記記事ではさらに車種のバリエーションを増やして大学生にオススメの車種を20選している。
以上がオススメ車種の紹介だったが、それぞれご覧になると「意外と車は持てる」という事実が理解できただろう。
もちろんそれを叶えるには、各コストの削減や「 ズバット車販売 」の活用によって賢く中古車を探すことが前提となるが、それでも「バイト代でまかなえる」ということに違いはない。
そのため少しだけ自分にわがままになって、希望する条件で希望する車を買うことがオススメである。
5.まとめ
以上、大学生が車を買う場合のシミュレーション結果などを紹介してきたが、最後に当ページの内容をまとめておこう。
- 大学生が車を買うことは「主な4つのコスト」を考えると十分に可能である
- 一般的な金額で試算すると、月々およそ56,000円程度あれば大丈夫
- さらにコストを抑えていくと、月々4万円程度で車が持てる