新古車はお得というウワサを聞いたことはないだろうか。
実は筆者は、元ディーラーの営業マンだったのだが、新古車はウワサ通りの超お得な車であるため、今まさに欲しいと思っている。
そのためあなた自身も魅力を感じているだろうし、今まさに購入検討をしているだろう。
とはいえ、実際に購入するには下記のような不安を抱えているのではないだろうか。
- 新古車がお得という前情報は持っているが、そもそもどんな車か分からない
- 新古車がお得とは聞くが、何のリスクもないのか不安
- 新古車のメリットとデメリットをプロ目線で教えてほしい
- 新古車の安心できる探し方を知りたい
そこで今回は、筆者がプロとして新古車の特徴や入手経路について、詳しく解説していこう。
ちなみに再度述べておくが、新古車は本当に超お得な車である。
しかしリスクを正しく知らなければ、ただ損だけをしてしまう可能性が無くはないため、必ず最後までご覧になってほしい。
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中古車購入で一番心配なこと・・・それは買った後にすぐ故障してしまい乗れなくなること。
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1.新古車は「新車同然の中古車」のこと
新古車という定義について説明する前に、まずは新古車が造語であることを説明しておこう。
というのも新古車とは、「"新車同然"の"中古車"」という言葉から、省略されて作られた言葉なのだ。
またそんな新古車には、主に下記の2種類があるためチェックしてほしい。
- 登録済み未使用車
- 試乗車落ち
それぞれ以下に分けて簡単な特徴を紹介していくので、ご覧いただきたい。
特徴1.登録済み未使用車
つまり「車検を受けてナンバーを付けただけの車」のことだ。
そのため走行距離自体も数十㎞程度のケースが多く、車両の状態も「非常に良好」ということができる。
まさに新車同然というよりも、新車そのものに近い状態の中古車といえるだろう。
特徴2.試乗車落ち
そのため未使用車と比較すると、若干使用感があるケースが多い。
また走行距離に関しても試乗車として使われているため、1,000~2,000㎞となっていることが多い。
ただし見た目などの状態に関してはかなり良好で、実際には未使用車と見分けがつかないことも多いほど、優良な個体が多く出回っている。
以上、各新古車の特徴について簡単に説明してきたが、そもそもなぜ新古車が中古車市場に出回るのか気にならないだろうか。特に試乗車落ちに関しては何となく理由は分かるだろうが、未使用車に関しては「なぜわざわざ登録だけして中古車にしてしまうのか」と意味が分からないだろう。
実はそこには、自動車業界の闇が関係している。
そこで次章では新古車が中古車市場に出回る理由について、業界の裏側を良く知る筆者が詳しく解説していこう。
2.新古車が出回る理由のほとんどが業界の闇に関係している
新古車が出回る理由は、業界の闇が関係しているといったが、正直なところ「ユーザーには全く関係ない」といえるため安心してほしい。
ではどんな闇が関係しているのか。
それは各メーカーごとのシェア争いが関係している。
各自動車メーカーがシェア争いをしていて、「この車種が最も売れました!」などと言っているのは聞いたことがあるだろう。
その情報は決して間違いとはいえないのだが、基本的には「登録台数」をベースに考えられている。
そしてどうしても登録台数を伸ばしたいとき、メーカーとしては「自社で大量に登録だけをして、中古車市場に流す」ということをしている場合があるのだ。
そのためすべてとは言わないが、「やらせによって未使用車が作られる」ということになる。
またメーカーだけではなく、ディーラーもシェア率を気にして大量に登録だけをしているケースがある。
なぜならディーラーはメーカーから販売台数などをノルマ化されているのだが、ノルマ達成によってメーカーから報奨金などを得ているのだ。
そのためディーラーとしてはノルマ達成をしたいがために、自社で登録だけをして中古車市場に流しているという実情もあるのだ。
以上の理由から、未使用車をはじめとする新古車が中古車市場に出回っていることは理解できたと思うが、ご覧になると分かる通り「あなたには関係ない」ということができる。またこれらの車は、多くの場合で「ギリギリ利益が出る程度で業者オークションに出品している」ということが多い。
そのため業者が落札した後に利益を乗せたとしても、新車と比較すればあまり高くならないという特徴がある。
それを踏まえて、次章では新古車のメリットとデメリットについて紹介していこう。
3.新古車購入の3つのメリット・3つのデメリット
新古車には安い問うメリットもあるが、デメリットが無いわけではない。
そのため必ず下記の内容をチェックしておいてほしい。
新古車購入の3つのメリット
新古車購入のメリットは下記の3つだ。
- 新車同然のピカピカの車が安く購入できる
- 車検付きで乗り出せる場合がほとんど
- 即納が基本
それぞれ以下に分けて説明していこう。
メリット1.新車同然のピカピカの車が安く購入できる
新車同然というのはこれまでの説明から十分に理解しているだろう。
そして先ほども述べた通り、価格自体も「かなり安い」という特徴がある。
一体どのくらい安いのか、下記に実際の新古車を紹介しておこう。
出典元:グーネットの「プリウス(トヨタ)」の中古車より
同グレードの新車価格が2,560,000円~であるため、単純計算をすると30万円近く安くなっている計算である。
しかも新古車にはメーカーオプションやディーラーオプションが装備されている確率が非常に高い。
しかし256万円という価格は単純な車両価格のみであり、オプション等は関係ない。
つまりオプション分に関しても安くなっているといえるため、実質的には40~50万円程度安くなっていると言っても過言ではないのだ。
そのため新古車というものは新車とは比べ物にならないほど安く、お得になるということができると覚えておこう。
メリット2.車検付きで乗り出せる場合がほとんど
新古車は基本的に「登録だけして中古車市場に出回っている」と述べたが、それは「車検がついてすぐに市場に流れている」ということである。
つまり車検付きで乗り出せる場合が多く、車検代といった余分な費用があまりかからないのだ。
そのため車両やオプション分の金額だけではなく、車検代や税金などの余分な費用を「乗り出し時にあまり支払わなくても良い」というメリットがあり、やはり経済的ということができる。
メリット3.即納が基本
新古車は車検付きであるため、基本的には「名義変更さえすればすぐに納車できる」というケースが非常に多い。
そのため売買契約さえしてしまえば、数日後に即納してもらうことが可能になるのだ。
筆者もそうなのだが、実は意外と「今すぐに欲しい」と思ってしまう人は多い。
あなたも新しい車の購入をしたなら一日でも早く手に入れたいと思うだろうから、大きなメリットということができる。
以上がメリットだったが、次はデメリットについて紹介していこう。新古車購入の3つのデメリット
新古車の購入をするデメリットは、下記に挙げた3つである。
- メーカーオプションの指定は不可能
- 車検が2年のケースがある
- そもそも出回っている台数が少ない
メリットよりもデメリットの方が重要ということができるため、必ずこちらを重視してチェックしておいてほしい。
デメリット1.メーカーオプションの指定は不可能
新古車はあくまで中古車であるため、
製造時のオプションである「メーカーオプション」は指定することができない。
そのため最初から指定された装備しかついておらず、新車購入と比較すると自由度がかなり低いのだ。
ただし新古車にはメーカーオプションの指定ができないだけで、最初から高い需要が見込まれるものは「最初から装備されている」というケースが多い。
それだけではなく、指定できないのはあくまでメーカーオプションであるため、ディーラーにて取り付ける「ディーラーオプション」等は、別途後付けしてもらうことができる。
そのため細かすぎるこだわりが無ければ、新古車でも「意外と自由」ということができるのだ。
デメリット2.車検が2年のケースがある
普通、新車登録をされた後は、次の初回車検まで3年間の猶予がある。
しかし新古車の場合には2年しか車検がついていないケースがあるのだ。
その理由は、メーカーやディーラーが少しでもコストを削減するために、税金類の諸費用が少ない「レンタカー登録」をすることが多いからだ。
というのもレンタカー登録をする場合には、初回車検が2年後となるのだが、その分
- 重量税
- 自賠責保険
といった諸費用が1年分少なく済むからだ。
そのため初回車検が3年ではなく、2年で来てしまう可能性があるということは覚えておいてほしい。
ただしたとえ初回車検が2年だったとしても、そもそも車両価格自体が安いため損になることはほとんどないと思って問題ない。
デメリット3.そもそも出回っている台数が少ない
最後のデメリットが最も重要である。
それは「そもそも中古車市場に出回っている台数が少ない」ということだ。
実際に、下記のキャプチャ画像をご覧いただきたい。
未使用車という条件で探したのだが、全国で見てもたった46台しかヒットしなかったのだ。
つまり単純計算をすると、都道府県ごとに1台あるかないかという程度の台数しか出回っていないということになる。
そのため実は新古車を探すことは「意外と難しい」ということができる。
その点に関してはデメリットと言わざるを得ないだろう。
とはいえ、実は効率的かつ確実に、希望する車種の新古車を探すオススメの方法はある。その方法とは「ズバット車販売」といったサービスを利用することだ。
サービスの詳細は下記にしていくが、ほぼ間違いなく新古車を探すことができるほか、非常に簡単で手間がかからない。
そのためぜひ次章の説明をご覧になって、利用することをオススメする。
4.新古車を効率よく確実に探すなら「ズバット車販売」がオススメ
中古車を購入する理由は安いしコスパがいい、ただ何といってもすぐに壊れないかがとても心配なところだ。
「故障がない優良な中古車を探したい・・・」
そこで筆者のオススメするのは「 ズバット車販売 」というサービスだ。
上記のサービスは中古車販売の最大手であるガリバーが、全国にある数千台以上もの在庫車(非公開車両含む)の中から、あなたが希望する
- 予算
- 車種
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そのため確実に予算内で希望車種を見つけることができる。
またガリバーは充実の中古車保証に対応しているため、購入後も安心することができる。
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5.まとめ
以上、新古車に関する解説を終了するが、最後に当ページの内容をまとめておこう。
- 新古車は造語で「新車同然の中古車」のことを指しており、安いということは間違いない
- 新古車はメーカーやディーラーがシェアを伸ばすために、あえて登録だけして中古車市場に流しているという現状があるが、ユーザーには何にも関係ないため安心してOK
- 新古車の最も大きなメリットは「安い」ということ、デメリットは「そもそも台数が少なすぎる」ということ
- しかし台数は非常に少ないが、「ズバット車販売」や「クルマコネクト」を利用すると、ほぼ確実かつ簡単に新古車を探し出すことができる