【2024年最新】元保険代理店は自動車保険ランキングをこうやって見る

自動車保険を提供している保険会社は非常に多い。

そのため実際に車を購入してこれから自動車保険に加入するときに、どの自動車保険に加入すれば良いのか迷ってしまうのだ。

結果的にあなたは下記のような悩みを抱えているだろう。

  • 自動車保険のランキングを見て判断したい
  • 信頼できるデータから自動車保険のランキングを教えてほしい
  • ランキングで分かる「保険料」や「事故対応」は本当に正しいのか、プロ目線で教えてほしい
  • 安くて安心できる自動車保険を探したい

そこで今回はディーラーにて自動車保険専門の営業マンをしていた筆者が、本当にお得で安心できる自動車保険の探し方について、信頼できるランキングとともに紹介していこう。

最後までご覧になれば加入するのが損な自動車保険や、プロ目線で見ても安心&お得な自動車保険について、間違いなく知ることができるだろう。

1.まずは信頼できる自動車保険ランキングを見ろ

まず先に、信頼できる自動車保険のランキングについて紹介していこう。

現在、様々な指標から自動車保険のランキングを紹介しているサイトは山ほどあるが、中でも大量のデータをもとに、客観的なランキングを紹介しているのは下記の2つである。

それぞれ一度は名前を聞いたことのあるサービスではないだろうか。

実は上記のサービスは、「お客様の生の口コミを集める」ということを主な仕事としており、その口コミが信頼できなければお金を生み出すことができない。

つまり信頼=売上という構造になっているため、結果的にウソのランキングを掲載してしまうと企業として存続することができなくなるのだ。

そのため両者ともに信頼できるサービスだと思ってほしい。

そして自動車保険でも重要なところが下記3つだ。

  1. 総合ランキング
  2. 保険料のランキング
  3. 事故対応のランキング

それぞれ分けて一覧表にまとめたので以下に分けて紹介していこう。

総合ランキング

保険会社名総合ランキング
オリコン価格.com平均順位
ソニー損害保険142.5
共栄火災海上保険22
東京海上日動火災保険3106.5
チューリッヒ保険454.5
セゾン自動車火災保険534
アクサ損害保険676.5
AIG損害保険798
イーデザイン損害保険825
損保ジャパン日本興亜99
日新火災海上保険1010
そんぽ24損害保険1111
三井住友海上火災保険1212
三井ダイレクト損害保険1369.5
SBI損害保険1417.5
あいおいニッセイ同和損害保険1515
楽天損保88
※2024年11月時点でのランキング結果

どちらのランキングも各企業ごとにポイント化する目安が異なるため、結果的に「大幅なズレが生じている」というのが本当のところだ。

また一方ではランクインして、もう一方ではランクインしていないものもある。

そのため両者ともにランクインしていて、なおかつ上位の物をまとめると下記のような結果となる。

  • 第1位…ソニー損害保険
  • 第2位…セゾン自動車火災保険
  • 第3位…チューリッヒ保険
  • 第4位…イーデザイン損害保険
  • 第5位…アクサ損害保険

保険料のランキング

保険会社名保険料ランキング
オリコン価格.com平均順位
セゾン自動車火災132
ソニー損害保険264
チューリッヒ保険322.5
SBI損害保険412.5
共栄火災海上保険55
アクサ損害保険676.5
三井ダイレクト損害保険756
イーデザイン損害保険846
AIG損害保険9109.5
東京海上日動火災保険1010
楽天損保-88
そんぽ24損害保険-99
※2024年11月時点でのランキング結果 保険料のランキングでは、最初から「通販型ばかりが上位に来ている」というのが本当のところである。

通販型の自動車保険とは「ネットや電話から直接保険会社と契約を結ぶ」というものであり、従来一般的だった代理店型のように、代理店を仲介させないため保険料が安くなるのだ。

その結果、上記のランキングをまとめると、下記のようにランク付けすることができる。

  • 第1位…セゾン自動車火災保険
  • 第2位…チューリッヒ保険
  • 第3位…SBI損害保険
  • 第4位…ソニー損害保険
  • 第5位…三井ダイレクト損害保険

なお、代理店型と通販型の違いは下記記事で詳しく解説している。

事故対応のランキング

保険会社名事故対応ランキング
オリコン価格.com平均順位
ソニー損害保険〇163.5
東京海上日動火災保険222
損保ジャパン日本興亜375
共栄火災海上保険44
AIG損害保険513
日新火災海上保険634.5
チューリッヒ保険〇77
三井住友海上火災保険856.5
イーデザイン損害保険〇99
アクサ損害保険〇1099.5
あいおいニッセイ同和損保-44
楽天損保-1010
※2024年11月時点でのランキング結果 ※「〇」印は通販型

事故対応のランキングは、保険料から見ると一転して「代理店型の自動車保険の方が目立つ」という結果になった。

その理由は単純で「代理店型の方が担当者が付くため安心できる」「顔の見える相手に対応してもらえて気持ちがいい」といったものである。

そのため両者のランキングを整理すると上位は下記のようになった。

  • 第1位…東京海上日動火災保険
  • 第2位…AIG損害保険
  • 第3位…ソニー損害保険(通販型)
  • 第4位…損保ジャパン日本興亜
  • 第5位…三井住友海上火災保険

ただしこの結果については、プロ目線で見ると「実は間違いである」と断定できるので、その理由については後述していこう。

以上、紹介してきたランキングをトータルすると、下記に挙げた11社で自動車保険は選んでおけば「ほとんど満足度は高くなる」と思っても間違いない。

  1. ソニー損害保険
  2. セゾン自動車火災保険
  3. チューリッヒ保険
  4. イーデザイン損害保険
  5. アクサ損害保険
  6. SBI損害保険
  7. 三井ダイレクト損害保険
  8. 東京海上日動火災保険
  9. AIG損害保険
  10. 損保ジャパン日本興亜
  11. 三井住友海上火災保険

どれもあなたが聞いたことのあるような大手保険会社であることが分かるだろう。

しかし実は自動車保険のランキングを語る上で「意外と忘れがちな重要ポイント」がある。

それは「ロードサービスの充実度」だ。

次章では、今上位にランクインしている11社それぞれのロードサービスについて紹介していき、さらにオススメの自動車保険を絞り込んでいこう。

2.プロ目線で見るとロードサービスが超重要

今どきの自動車保険は、ロードサービスがかなり充実している。

ロードサービスとは
  • 走行中に車が動かなくなった
  • キーをインロックしてしまい、車に入れなくなった
  • バッテリーが上がった
  • 事故で車が動かせる状態ではなくなった

などの場合に、牽引や応急処置などをしてくれるサービスである。

つまりJAFに代表されるサービスを、自動車保険で代用してくれるのだ。

またロードサービスはたとえ使ったとしても「翌年度に等級が下がることが無い」という特徴を持っている。

さらにほとんどの保険会社では無料付帯が当たり前とされているため、無料で万が一の時に安心できるのだ。

しかし保険会社ごとに、ロードサービスの内容は異なるのも事実。

そのため「より良いロードサービスを提供している保険会社だと、実際に車に乗っていてトラブルにあった時に安心できる」ということができるのだ。

そこで早速、先ほど上位に名を連ねていた11社分のロードサービスを比較してみたのでご覧いただきたい。

保険会社名レッカーの無料範囲(km)車両トラブル宿泊・帰宅費用自動付帯筆者の評価
S~D
バッテリー上がりスペアタイヤ交換ガス欠キーとじ込み落輪宿泊費用帰宅費用
代理店型東京海上日動15万円まで明記せず明記せず明記せずB
損保ジャパン日本興亜15万円まで(約180km)1万円/人
オプション設定
2万円/人
オプション設定
A
三井住友海上約500kmまで1万円/人2万円/人
(自己負担1000円)
A
AIG損害保険あるが明記せず明記せず明記せず明記せず明記せず明記せずあるが明記せずあるが明記せず×D
通販型チューリッヒお客様指定100kmまで
当社指定無制限
限度額なし限度額なし○(無料)S
イ―デザイン損保お客様指定60kmまで
当社指定無制限
××○(無料)C
ソニー損保お客様指定150kmまで
当社指定無制限
限度額なし限度額なし○(無料)S
三井ダイレクト損保お客様指定50kmまで
当社指定無制限
1万円/人2万円/人○(無料)S
アクサ損害保険お客様指定35kmまで
当社指定無制限
ビジネスホテルクラス程度限度額なし○(無料)S
SBI損害保険お客様指定50kmまで
当社指定無制限
15000円/人限度額なし○(無料)S
セゾン自動車火災15万円まで(約300㎞)1万円/人2万円/人×

ご覧いただくと分かるだろうが、保険会社によってロードサービスの充実度は「実はかなり違う」ということができる。

例えば旅行先などで帰宅困難となった場合に使える「宿泊費用の補償」に関しては、1万円/人が一般的ではあるが、中には限度額なしという場合もある。

またレッカーけん引の距離に関しても「指定工場までは無制限」という保険会社もある。

車がトラブルで動かなくなったり、バッテリー上がりをするケースは多いため、できる限り充実した内容のロードサービスを選択すると「かなり安心感は上がる」と思ってほしい。

そしてここまで紹介してきた自動車保険の中で今紹介したロードサービスという観点も交えると、下記5社の自動車保険を積極的にオススメすることができる。

2024年11月のオススメ保険会社
  1. チューリッヒ保険
  2. ソニー損害保険
  3. 三井ダイレクト損害保険
  4. アクサ損害保険
  5. SBI損害保険

つまり上記の自動車保険ならトータルバランスに優れ、確実に安心できるのだ。

とはいえお気付きだろうか。

実はこの5社、すべてが「通販型の自動車保険」ということができるのだ。

つまり事故対応に関しては「少しだけ不安が残る」という人が多く、実際にあなた自身も少しだけ不安感を抱えているだろう。

しかしプロ目線で見ると、通販型の自動車保険ほど安心な自動車保険はないと断定できる。

そこで次章では、ランキングから導き出した本当にオススメの通販型5社が、なぜ安心できるのか解説していこう。

3.最もオススメの5社が「通販型」でも事故対応などは間違いなく安心できる

通販型が安心できるという解説の前に、まずは代理店型の自動車保険の対応について説明していこう。

事故対応などで代理店のが安心感がある理由としては、先ほども述べた通り「対面で顔の見える相手に対応してもらえる」などである。

しかし筆者がプロ目線でズバリ切り捨ててしまおう。

実はその安心感は、単なる幻想であることが多い。

というのも代理店であなたの担当をする営業マンというのは、その多くが「保険知識に乏しい素人営業マン」というケースが多いからだ。

実際、保険代理店は保険会社とは独立しており、代理店ごとに独自に営業マンを採用している。

そして代理店の営業マンになるためには、基本的に「取得難易度の低い資格を取るだけ」といえるのだ。

つまり分かりやすくイメージすると、誰でもすぐに保険営業マンになれてしまうため、結果的に保険の専門知識に乏しい営業マンが生まれてしまう。

ちなみに筆者の勤務していた代理店でも、同僚の中には保険知識が極めて乏しく、お客様に損となる提案を「知らずにしていた」という人もいた。

お客様は営業マンの話を信じて契約をし、事故対応などもしてもらうため「まさかそんなことがあるなんて」というケースが多いのだ。

一方、通販型の自動車保険では、最初から保険会社がすべての対応をしてくれる。

そして保険会社の人間は正真正銘「保険のプロ」であり、間違った知識で間違った対応をすることはない。

そのため電話やネットからの加入をすると考えると「少し冷たい気がする…」と感じてしまうのだが、実際にはイメージとは裏腹にかなり安心感が高いのだ。

つまりまとめると、

  • 保険料が安い
  • 事故対応をはじめとする顧客対応が、実は非常に安心できる
  • ロードサービスも非常に充実している

という点から、最終的に挙げた5社の通販型自動車保険が最もオススメできるのだ。

とはいえまだ5社あるため、どれを選択すれば良いのかいまだに迷ってしまうだろう。

その場合、特定の保険会社に思い入れが無ければ「単純に保険料で比較する」というのが最適な解決策といえる。

しかし現実的に考えると、5社分の保険見積もりを作成し、比較していくのは骨が折れるだろう。

そこでオススメなのが「自動車保険一括見積もり」というサービスである。

サービスの詳細は次章にてしていくが、短時間の内に最安の自動車保険を簡単に見つけ出すことができるため、筆者としてはかなりオススメだ。

そのためぜひご覧になって、一度利用してほしい。

4.100%安くて安心の自動車保険を探すなら「自動車保険一括見積もり」

自動車保険は前述の通り、提供している保険会社の違いによって保険料が大幅に異なるケースが多い。

そのためお得な自動車保険を探すなら、下記のイメージのように複数の保険会社で保険見積もりを作成し、保険料を比較していくことになる。

1社1社から見積もりを取る
1社1社から見積もりを取る

そして自動車保険の素人が保険見積もりを作成すると、1社あたり5~10分くらいかかってしまうため、5社を比較するだけでも1時間近く必要になってしまうことが多い。

正直なところ、それでは面倒くさすぎるだろう。

そこで登場するのが自動車保険一括見積もりというサービスである。

このサービスは、下記のイメージのように「一気にほとんど同条件で保険見積もりが依頼できる」という特徴を持っているのだ。

一括見積もりサービスを利用したイメージ
一括見積もりサービスを利用したイメージ

つまり1回分の見積もり作成と同じ内容を入力するだけで、複数社に対して一気に保険見積もりを作成してもらえるサービスである。

そのため単純に1社の保険見積もりを作成する時間だけで、お得な自動車保険を探すことが可能といえるのだ。

ただし、自動車保険一括見積もりと一言で言っても複数のサービスが存在する。

そこでオススメの自動車保険一括見積もりを紹介していこう。

2024年11月現在のオススメ自動車保険一括見積もりは3つ

当サイトで自信をもってオススメしている自動車保険一括見積もりを下記に箇条書きしておいたのでご覧いただきたい。

オススメの自動車保険一括見積もりサービス

それぞれ大手企業が提供しているサービスで、どれを使っても「間違いなくお得で安心できる自動車保険が見つかる」ということができる。

そのため以下に、2019年1月現在の各自動車保険一括見積もりの特徴をまとめて一覧表にしたので、チェックしておいてほしい。

サービス名保険スクエアbang!インズウェブ価格.com
運営企業ウェブクルーSBIホールディングスカカクコム
上場×
最大依頼数16社20社16社
キャンペーン申込者全員に 魚沼産コシヒカリ2合ケンタッキー オリジナルチキン 3ピース ※申込者全員選べる人気家電 ※合計20名様

保険スクエアbang!

保険スクエアbang!
保険スクエアbang!
https://www.bang.co.jp/

保険スクエアbang! 」の自動車保険一括見積もりは、元上場企業である株式会社ウェブクルーが運営している自動車保険一括見積もりである。

今は上場していないが、1998年から20年以上も運営されているサービスであるため、信頼度が高いのは間違いないだろう。

またコシヒカリのプレゼントをはじめ、タイミングによって様々なプレゼントが用意されている。

保険の窓口インズウェブ

インズウェブ
インズウェブ
https://www.insweb.co.jp/

オススメする自動車保険一括見積もりの中で、現在最も多くの保険会社を比較できるのが「 インズウェブ 」だ。

なんとその数は最大20社であり、間違いなく最安の自動車保険が見つかるということができる。

また実績としてもこれまでに900万人以上が利用しており、2000年から運営がスタートされているため信頼度はやはり高いと思っても間違いない。

またインズウェブではキャンペーンが「金券相当」であるケースが多く、保険料だけではないお得があるのも魅力といえる。

価格.com自動車保険

価格.com自動車保険
価格.com自動車保険
https://hoken.kakaku.com/kuruma_hoken/

価格.com自動車保険 」は「安く何かを購入したい」という人は誰もが知っているサービスで、その中で自動車保険一括見積もりサービスも提供されている。

そして誰もが知っているサービスというだけあって、間違いなく信頼度はバツグンということができるだろう。

ただしネックとしてはプレゼントが「人数限定」となっており、全員がもらえるわけではないという点である。

そのためプレゼントキャンペーンの違いによって、3番目にオススメということができる。

自動車保険の一括見積もりの紹介は下記記事でさらに詳しく解説している。

5.まとめ

以上、自動車保険のランキングに関する解説を終了するが、最後に当ページの内容をまとめておこう。

  • 自動車保険のランキングは「オリコン」「価格.com」のランキングが信頼性が高く参考になる
  • ただし事故対応に関してはイメージ的な問題があるだけで、実際には「通販型の方がかなり安心できる」というのが本当のところ
  • そのためロードサービスや保険料で満足できる通販型の自動車保険の方がオススメできる
  • 最後に迷ったら、「自動車保険一括見積もり」というサービスで保険料だけを比較すると、最も満足できる