日本は世界でみると「とても国に守られている」といえる。
なぜなら万が一収入がなくなったとしても生活保護制度があるため、死ぬことはないからだ。
そのため、様々な理由で生活保護費の受給をしたいと考える人は多いのだが、実際のところ「難しい」というのが現状である。
というのも車社会である日本では、車の所有をしていることによって生活保護を受けることができなくなるからだ。
つまり生活保護を受けるには車売却が必須ということになる。
そこで今回は、生活保護を受けるための条件や車売却に関して、中古車査定士資格を持つ筆者がプロ目線で解説していこう。
一時期は生活費に困窮していた筆者だからこそ、あなたに分かりやすい内容になっているのは間違いないだろう。
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- 1.生活保護を受けるには「車売却」は必須
- 生活保護を受けられない1.援助してくれる身内や親族がいないこと
- 生活保護を受けられない2.資産(車や家)を持っていないこと
- 生活保護が受けられない3.病気やケガなどが原因で働くことができないこと
- 生活保護が受けられない4.月収が最低生活費を下回っていること
- 2.車売却で手に入ったお金は「無くなってからの受給」となるので注意
- 3.高く車売却をして手元資金を多く残すなら「車一括査定」を利用すべし
- 車一括査定とは「複数の買取店」に同時依頼できるサービス
- 車一括査定を徹底比較
- 車一括査定のオススメは「カーセンサー」
- 依頼でポイントがもらえる「楽天オート」
- 買取業者からの電話なし「ユーカーパック」
- 4.まとめ
1.生活保護を受けるには「車売却」は必須
生活保護を受けるためには様々な条件がある。
法的に決められているものや「慣例」となっているものもあるのだが、主な条件は下記のとおりだ。
- 援助してくれる身内や親族がいないこと
- 資産(車や家)を持っていないこと
- 病気やケガなどが原因で働くことができないこと
- 月収が最低生活費を下回っていること
これらの条件に該当しない限り、基本的には生活保護を受けられない。
つまり総合すると「生活費に困る最終段階」になっていなければならないのだ。
それぞれの条件については、以下に分けて簡単に解説していこう。
生活保護を受けられない1.援助してくれる身内や親族がいないこと
生活保護は「最後のセーフティネット」であるため、親族などの身の回りの頼れる人から援助をしてもらえる場合には、生活保護の受給は不可となる。
というのも国としては「誰か助けてくれる人がいるのであれば、まずは助けてもらいなさい」という考え方をしているからだ。
そのため生活保護の申請をするには、必ず「誰も助けてくれない」ということを言い続ける必要がある。
生活保護を受けられない2.資産(車や家)を持っていないこと
車売却が関係するのは「資産」である。
生活保護を受ける人は「お金に困っている人=資産のようにお金に換えられるものを持っていないこと」に限定される。
つまり資産を持っている場合には、「それはお金に換えて、当面の生活費にできるのでは?」と判断されてしまうのだ。
また資産の種類は様々ではあるが、車は資産として考えられているため、生活保護を受けるためには車売却を必ずしなければならないといえる。
とはいえ車などの試算に関しては、法律で所有のルールを明記されていないのも現状だ。
そのため「公共交通機関などが発達しておらず、車がなければ生活できない」という場合などは、認められるケースもある。
とはいえ生活保護の受給に関しては、ケースワーカーが判断する部分が非常に大きいため、必ず確認する必要があるといえる。
また車売却をしたときのお金も「資産」として考えられるが、そのお金の使途などについては後述していくため引き続きご覧いただきたい。
生活保護が受けられない3.病気やケガなどが原因で働くことができないこと
生活に困窮している人に対して支払われる生活保護は、「自分で稼ぐことができない」というのが条件になっている。
そのため病気やケガなどをしていて、それが原因となって働けない場合は受給の対象者となるのだ。
ただし「働ける、働けない」といった判断は、やはりケースワーカーが判断するため、診断書などの証拠書類を提示することが望ましい。
生活保護が受けられない4.月収が最低生活費を下回っていること
あなたが働いていたとしても、その月収が最低生活費を下回っている場合には「生活費の一部を補填する」という意味で生活保護を受けることができる。
また最低生活費に関しては、
- 1人世帯…10~12万円程度
- その後1人増えるごと…3万円前後のプラス
となり、家族構成にもよるが「おおむね月収が10~15万円程度の人」は、最低生活費に満たない部分を補填してくれる。
ただし車の所有に関しては、通勤などの条件ごとにケースワーカーとの相談が必要であり、「車売却してから」という条件になることが多いといえる。
以上が生活保護を受けるための条件に関する解説だったが、車に関しては「資産である以上、ぜいたく品の所有は認められない」ということは十分に理解できただろう。
また車売却によって得たお金はどうすればいいのか、気になるだろう。
そこで次章では車売却によって得たお金について説明していこう。
2.車売却で手に入ったお金は「無くなってからの受給」となるので注意
資産を持っている以上、生活保護を受けることは原則できないため、生活保護申請の前には車売却が必須となるのはほぼ間違いないといえる。
しかし売却をしてしまうと、査定額に基づいたお金が手に入るため、そのお金についても「資産と同様の扱い」ということになり、結果的に生活保護を受けることができなくなる。
そのため車売却によって得られたお金は、生活保護の受給を申請する前に使わなければならないのだ。
もちろんケースワーカーによっては、申請前に豪遊などをしていると指摘して「受給不可」とすることもあるかもしれないので注意が必要である。
とはいえ例えばあなたの車が数百万円で車売却できた場合、一気に使ってしまうのではなく数か月単位で「生活費として」使うのであれば、何ら問題ない。
そのため車売却で手に入れたお金は、生活保護を受けるまでの「最後のまとまったお金」として、数か月に分けて楽しむことがオススメといえるだろう。
つまり筆者としてはできる限り高く車売却をして、生活保護を受けるまでの間のお金を少しでも多くしておくことがオススメだといえる。
その際、最も高く車売却する方法については次章にて説明していこう。
3.高く車売却をして手元資金を多く残すなら「車一括査定」を利用すべし
高く車売却をする方法はいたって単純で、「複数の車買取店を競合させるだけ」で良い。
というのも車買取店の多くは昨今の中古車人気の影響から、在庫車不足による「利益減」に陥っているため、在庫車確保に必死になっているからだ。
つまり競合させていくことで「うちが絶対に買い取りたい」という心理状況になっていき、最終的には相場の上限値付近の価格で車売却できるといえる。
しかし実際に複数の車買取店をまわり、競合させていくのは面倒くさいだろう。
そこでオススメなのが「車一括査定」というサービスである。
このサービスは簡単な申し込みをするだけで、確実に最高が鵜を引き出すことができるのだ。
早速、下記にサービスの詳細を説明していくのでご覧いただいて、ぜひ利用することをオススメする。
車一括査定とは「複数の買取店」に同時依頼できるサービス
そして名前からもおおよその内容は推測できるだろうが、サービスと提携している何百~何千社もの車買取店の中から、あなたの地域に対応している複数の車買取店に車査定を一括して依頼できるのだ。
またサービスと提携しているほとんどの車買取店は、無料の出張査定サービスに対応しているため、あなたは自宅にいながら一気に複数社を競合させられる。
そのため「一度の申し込みをするだけで、最高額が得られる方法」ということができるのだ。
申し込み方法に関しても非常に簡単で、
- あなたが乗っている車に関する情報(車種や年式、総走行距離など)
- あなた自身に関する情報(出張査定先の住所や氏名など)
を入力するだけであるため、1~3分程度の時間があれば申し込みを完了させられる。
以上のことから車一括査定を利用することで、へこみのあるあなたの車は「最短時間で最高額を得ることができる」ということになるのだ。
申し込みは非常に簡単で、誰でもササっとできる。
そのためぜひ一度利用して、満足のいく価格提示を受けてほしい。
とはいえひとつだけ問題もある。
それは「車一括査定のサイトはいくつもあるため、どこがオススメなのか分からない」ということだ。
そこで最後に、当サイトで紹介している車一括査定サイトの中から、オススメなものを紹介しておこう。
車一括査定を徹底比較
車一括査定をオススメしたのはいいが、じつは買取店ほどではないにしても、いくつかのサイトが存在する。
主要な車一括査定6つをまず見てほしい。
下記にそれぞれの車一括査定を比較した一覧表を載せておく。
それぞれの比較一覧表をご覧になると、例えば
- カーセンサーの提携業者数は圧倒的に多い
- 楽天オートは楽天ポイントがもらえる
- ユーカーパックは買取業者からの電話がない、申込み直後に買取相場を知ることができる
- ズバット車買取は申し込み直後に買取相場を知ることができる
- カービューは車一括査定を最初に始めた運営サイトで歴史が長い
- ナビクル車査定は買取業者を厳選している
という特徴に気付くことができるだろう。
実際にこれらの特徴はすべて各車一括査定の「強み」といえる部分だ。
といえば、これらの特徴をご覧になるだけでは、本当にオススメの車一括査定がどれなのか分からないはずだ。
そこで筆者が車査定のプロとして最もオススメできる車一括査定TOP3を紹介する。
車一括査定のオススメは「カーセンサー」
最もオススメの車一括査定はタイトルの通り「 カーセンサー 」と結論付けている。
なぜなら「1,000件を超える圧倒的な業者と提携しているため、最も自分に合った買取業者を探しやすく最もお得になる可能性が高い」といえるからだ。
依頼でポイントがもらえる「楽天オート」
楽天オート の車一括査定は、「ポイントがもらえる」という特徴が大きい。
そして得られるポイントは
- 申し込みをして5ポイント
- 申し込み後に制約をしたら1,500ポイント
であり、ハードルがとても低い。
提携している買取業者数はカーセンサーと比較して見劣りする。
買取業者からの電話なし「ユーカーパック」
ユーカーパック は他の車一括査定とは少し色が異なる。
ユーカーパックの特徴は、車一括査定のように買取店からの電話ではなく、ユーカーパックからのみしか掛かってこない。
この車買取店から一斉に電話がかかってこない点が評価することができる。
さらには、5,000社以上もの車買取業者と提携してのも評価ポイントだ。
ただし、前述したカーセンサーと比較すると、提携している業者の多くが「大手買取業者ではない」という欠点がある。
以上、筆者がオススメする車一括査定に関しての解説を終了する。
ご覧になると「いくつもある車一括査定にはそれぞれ特徴があり、ポイントを抑えておくことで確実に金銭的にも、精神的にもお得になることができる」ということが分かったかと思う。
そして再度結論を述べますが、筆者としては最もオススメな車一括査定は「 カーセンサー 」であり、確実に最もお得な車買取業者を探すことで「数十万円以上も高く車買取してもらえる」ということができる。
申し込みにかかる時間も2分程度と、本当に短時間で簡単に申し込みを完了させることができる。
そのため、ぜひ一度試してみてほしい。
「こんなにお得になるのか!」とビックリするかもしれない。
4.まとめ
以上、生活保護に伴う車売却について説明してきたが、最後に当ページの内容をまとめておこう。
- 生活保護は「生活に困窮している人の最後の手段」として受けられる
- 生活保護を受けるためには必ず資産の売却が必要で、基本的には車売却も必須となる
- 車売却によって得たお金は生活保護の申請までに使う必要があるが、一気に使ってはいけない
- 高く車売却をして生活保護までを豊かに過ごすなら、「車一括査定」がオススメ