真似すれば誰でもできる!車庫証明の自力で取得する全手順

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車庫証明は車の購入をする際に、絶対に必要とされる書類である。

そのため販売店から提示される見積もりには「車庫証明に関する項目」が記載されていることが多く、あなた自身も一度は耳にしたことがあるだろう。

とはいえ車庫証明について下記のように思っていないだろうか。

  • 車庫証明はなぜ必要なのだろうか
  • 車庫証明は自力申請がお得と聞いたけど、具体的にはどうすればいいのだろう
  • 車庫証明をラクに安く取得する方法はないのだろうか
  • 車庫証明の申請に対する注意点があれば先に知っておきたい

そこで今回は、元ディーラー営業マンとして実際にお客様の車庫証明申請を無数にしてきた筆者が、車庫証明の申請方法などについて詳しく解説していこう。

また車庫証明については下手にそのまま販売店で代行依頼をしてしまうと、正直なところ大損であるため、必ず当ページの内容をご覧になって自力申請にチャレンジしてほしい。

ちなみに自力申請をしなくても裏ワザ的に無料で代行してもらえるケースもあるため、最後までご覧になることをオススメする。

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1.車庫証明はどんな書類でなぜ必要なのか

車庫証明は法律上車の登録の際に必要な書類だと決められている。

下記に法律を引用しておいたのでご覧いただきたい。

(保管場所の確保を証する書面の提出等)

第四条 道路運送車両法第四条に規定する処分、同法第十二条に規定する処分(使用の本拠の位置の変更に係るものに限る。以下同じ。)又は同法第十三条に規定する処分(使用の本拠の位置の変更を伴う場合に限る。以下同じ。)を受けようとする者は、当該行政庁に対して、警察署長の交付する道路上の場所以外の場所に当該自動車の保管場所を確保していることを証する書面で政令で定めるものを提出しなければならない。ただし、その者が、警察署長に対して、当該書面に相当するものとして政令で定める通知を当該行政庁に対して行うべきことを申請したときは、この限りでない。

2 当該行政庁は、前項の政令で定める書面の提出又は同項ただし書の政令で定める通知がないときは、同項の処分をしないものとする。

第五条 軽自動車である自動車を新規に運行の用に供しようとするときは、当該自動車の保有者は、当該自動車の保管場所の位置を管轄する警察署長に、当該自動車の使用の本拠の位置、保管場所の位置その他政令で定める事項を届け出なければならない。

引用元:自動車の保管場所の確保等に関する法律より

難しいかと思うが、簡単に説明すると「保管場所を確保したので、路上などに保管をして迷惑をかけません」と証明する書類である。

そのため車が登録される際には、絶対に必要となる書類である。

そして車庫証明は、見積もり通りに販売店に代行依頼をしてしまうと、相場としては1~2万円程度の金額が必要となる。

その理由は単純に下記の通りである。

車庫証明の代行に費用がかかる理由
  1. 行政書士に外注している…法律に関係する書類であるため
  2. 販売店の利益として確保している…「難しそう」とお客さんは思っているため

とはいえ仮にあなたが自力申請をした場合を考えてみよう。

その場合、単純計算で1~2万円分のお得になることは理解できるだろう。

しかも中古車でも新車でも、最後の最後に数万円分のお得になることは難しいことを考えると、チャレンジしたいと思ったのではないだろうか。

とはいえ現実的に考えたとき、申請および取得をするのは「かなり面倒くさそう」「難しそう」といったイメージを持つのが普通である。

そこで次章では、具体的な車庫証明の申請方法について、プロ目線で分かりやすく解説していこう。

2.車庫証明を自力で申請・取得するのは非常にカンタン

まず先に結論を述べておくが、車庫証明の申請は「非常に簡単」といえるため、それほど心配しなくても大丈夫だ。

というのも筆者が新卒でディーラーに勤務し始めたとき、実は1~2回の練習をしただけで、その後すぐにお客様の申請書類を代行したことがあるのだ。

つまり「初心者でもすぐに申請できるようになる」といえるため、安心してほしい。

そして具体的な車庫証明の作成・申請方法は下記の通りである。

車庫証明発行のための5ステップ
  1. 車庫証明の申請書を入手する
  2. 複写式の部分を記入する
  3. 車庫地を図解する
  4. 車庫の使用許可を証明する
  5. 申請して3~5営業日程度で車庫証明が発行される

実はたった5ステップで作成および申請・発行までが完了するのだ。

それぞれ見本付きにして分けて説明していくので、しっかりチェックしてほしい。

ステップ1.車庫証明の申請書を入手する

まずは申請書自体を入手するのだが、入手方法は非常に簡単である。

というのも車庫証明の申請書は住民票のある地域の警察署で無料配布されているほか、ディーラーなどでもお客様に渡すように、いくつも取り揃えていることが一般的である。

そのためこちらも無料で入手することが可能であるため、安心してほしい。

ステップ2.複写式の部分を記入する

早速、下記に車庫証明の申請用紙の記入例を、載せておいたのでご覧いただきたい。

車庫証明の申請用紙

ご覧になると分かるだろうが、基本的には

申請書の記入事項
  1. 車両情報
  2. 車庫地の場所
  3. 申請者の氏名や住所

を記載するだけでOKである。

そこに認印を押印するだけで、実は作成が完了するのだ。

とはいえ注意点はある。それは「住所の書き方」だ。

というのも車庫証明の申請用紙に住所を記載する場合には、住民票に記載されているように書かなければならないというルールがある。

そして住民票の記載と同じというのは、「番地ではなく"番”とだけ記載する」というものである。

たったこれだけなのだが、ここを守らなければ申請して受理はされるものの、その後証明書の発行はされない。

そして申請にはお金がかかるのだが、その分の実費が「無駄になる」ということができるため、必ず記載例だけは守ってほしい。

ちなみに車庫証明の申請で鬼門になるのは「住所の書き方だけ」であるため、その他の部分に関してはあまり気にしなくても大丈夫だ。

ステップ3.車庫地を図解する

申請書の記入が完了したら、次は車庫地を図解していく。

しかし下記の見本をご覧になった通り、「めちゃくちゃ簡単に記載してOK」なのだ。

所在図・配置図

 

保管場所の所在図・配置図 記載内容
所在図は「地域のどのあたりにあるか」ということが分かるようにする、大まかな地図
配置図は「実際の車庫の位置と大きさ」を示す

所在図に関しては、グーグルマップなどの地図アプリをザックリ印刷して、マーカーなどで「ここにあるよ!」ということが分かればOKである。

一方、配置図に関しては

  1. きちんと車庫が空いていること(他の車が止まっていないこと)
  2. 隣接する道路幅が、車両の出入りができる程度に確保されていること

が分かれば、まず間違いなく通るだろう。

そのため筆者が作成した見本通りに、簡単で構わないので記載してほしい。

ステップ4.車庫の使用許可を証明する

車庫の位置を記載し終えたら、最後に「車庫の使用許可の証明」が必要になる。

というのもその土地の所有者に許可なく、勝手に車庫地として使用してしまうのはご法度だからだ。

そこで必要なのが下記の2つの内のどちらかになる。

  1. 自認書…自分の土地に保管する場合に、「自分の土地です」と申告する書類
  2. 使用承諾書…他人の土地に保管する場合に、「使用しても良いよ」と許可をもらう書類

意味は分かると思うので、それぞれ下記の見本を参考に、自分が該当する方の書類を記入してほしい。

自認書
使用承諾書

またご覧になると使用承諾書の方には「使用期間」という項目が設けられている。

その部分は正直なところ期間が過ぎても、罰則なしに乗り続けることが可能といえるため、土地の所有者と相談して3年・5年など、キリの良い数字で記載しておけばOKである。

ちなみに両書類に関しても、申請書と同じく「住所の書き方に注意」と覚えておこう

ステップ5.申請して3~5営業日程度で車庫証明が発行される

これまでに紹介した書類がすべて作成完了したら、そのまま住民票のある警察署へすべてをまとめて提出すれば大丈夫だ。

そうすると地域にもよるが、おおよそ3~5営業日(平日のみ)で車庫証明が発行される。

ちなみに申請時には2,000~2,500円程度、車庫証明が発行されて受け取るのに500円程度の印紙代を請求されるため、現金で用意しておこう。※印紙は車庫証明申請窓口の隣で購入できることが多い

そして車庫証明を受け取ったら、あとは販売店に証明書を提出すればすべてが完了する。

以上の流れで、車庫証明の申請や作成に関してはよく理解できただろう。

とはいえいちいちチェックしながら作成していくのは「面倒くさい」というのが本音だろう。

そこで次章では、車庫証明の作成や申請をラクにするための裏ワザを2つ紹介していこう。

3.心配なら購入する営業マンをうまく利用する

車庫証明を自力作成する面倒くささを解消するために、筆者がオススメする裏技は下記の2つである。

車庫証明作成を楽にする2つの裏ワザ
  1. 営業マンに無料対応を依頼する
  2. 営業マンに横で書き方を教えてもらいながら記入する

「当たり前のことじゃん」と思うかもしれないが、正直なところまず間違いない方法で、意外と誰もやらない方法である。

そこで筆者が営業マンの心理的側面などを加味しながら、詳しく紹介していこう。

裏ワザ1.営業マンに無料対応を依頼する

まずは営業マンに対して、正直に無料対応をするのがオススメだ。

というのも意外と多くのケースで、「あと少し安くなれば納得して購入するので、実費だけでお願いします」と伝えると、受け入れてくれるのが一般的なのだ。

実際、筆者自身や同僚もお客様からの要望通りに、実費だけいただいて代行していることは多々あった。

というのも営業マンとしては、基本的に「超カンタンな車庫証明を実費で代行するだけで、気持ちよく車の購入をしてくれるなら儲けもん」と思っているのだ。

だからこそ「あと少しで納得できる」といった言葉を使って依頼すると、意外なほど受け入れてくれるのだ。

裏ワザ2.営業マンに横で書き方を教えてもらいながら記入する

営業マンは「横で書き方を教えてください」と言われると、かなり高確率で快く対応してくれる。

というのも営業マンは前述したように、「コレで気持ちよく車の購入をしてくれるなら儲けもん」と思っているからだ。

そのため快く教えてくれると思っても問題ない。

また営業マンはお客様の力になりたいと思っているケースが多く、同時に「頼りにされたい」と感じている人が多い。

そのためお願いすれば、隣で丁寧に教えてくれるのは間違いないと思っても良いだろう。

以上、裏ワザ的な方法を2つ紹介してきたが「実費のみでの依頼」を先にして、それで断られた場合には「隣で教えてもらう」という方法を採用するのがオススメだ。

ただし車庫証明を自力で申請する場合でも、裏ワザで申請する場合でも、注意点がある。

そのため次章では最後に、車庫証明に関する注意点をしっかり解説していこう。

4.車庫証明3つの注意点

車庫証明の取得をする際には、下記の3つに注意してほしい。

車庫証明を取得する際の3つの注意点
  1. 取得~登録までの期間に注意する
  2. 申請に失敗すると再度お金を支払うことになる
  3. 自治体ごとに細かな違いがある

というのもこれらの注意点を守らなければ、車庫証明が発行されないどころか、そのせいで車の登録ができないからだ。

車の登録ができないということは、いつまでもあなたは購入した車に乗れないことになる。

そのため以下にそれぞれの注意点を分けて説明していくので、必ずきちんとチェックした上で申請してほしい。

注意点1.取得~登録までの期間に注意する

まず車庫証明は取得するのに3~5日かかることは、先ほど述べたため理解しているだろう。

しかし車庫証明は、発行されてから10~14日以内に「登録しなければ無効」とされてしまうことが多いのだ。

そのため登録日を逆算して、申請しなければならないのだ。

ちなみに逆算しやすいように、大まかな日数の図を作成したので下記をご覧いただきたい。

車庫証明の申請スケジュール

またディーラーの担当者に聞けば、間違いなく「○月〇日に申請書を提出してください」など、申請日の目安を教えてくれるので安心してほしい。

ちなみに何度も述べるが、地域によって必要な日数は異なるため、必ず担当者に「この地域での日数はどの程度か」というスケジュールは教えてもらうべきである。

注意点2.申請に失敗すると再度お金を支払うことになる

先ほども少しだけ触れているが、申請に失敗してしまうと再度申請する必要がある。

そして申請するだけでも2,000~2,500円程度取られてしまうため、失敗してしまうと少しだけ損することになる。

そのため仮に自分で申請をする場合には、営業マンにチェックだけはしてもらうことがオススメである。

ちなみに実費のみで代行してもらう場合に、営業マンが書き方を失敗すると「自己責任」となるため、その点については心配しなくても大丈夫だ。

注意点3.自治体ごとに細かな違いがある

先ほども述べているが地域ごとに、金額や日数などの細かな違いがあるため、必ず詳細は自身でチェックしなければならない。

詳細のチェック方法としては、各都道府県警察の公式ホームページ上で説明されているケースが多い。

ただし最も確実なのは「営業マンに確認すること」である。

営業マンはその地域の

  • 車庫証明にかかる金額
  • 車庫証明と登録までの有効期限の関係

など、すべてに精通しているため、筆者としては「営業マンに聞くのが最も簡単かつ確実」と結論付けている。

5.まとめ

以上、車庫証明に関する解説を終了するが、最後に当ページの内容をまとめておこう。

  • 車庫証明は自動車の保管場所が確保されていることを証明するための書類で、車の登録の際には必ず必要になる
  • 車庫証明の申請には実費で2,500~3,000円程度が必要になるが、代行依頼をすると1~2万円の手数料を取られてしまう
  • 自力申請する場合には、各項目ごとの注意点をしっかり守らなければ、再度申請しなければならなくなる
  • 自力申請せずとも、意外と営業マンは実費のみの対応をしてくれるため、一度はお願いするのがオススメ
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