迷ったらこれで判断！車は買い替えたほうがお得？それとも乗りつぶすべき？

車は所有し続けると段々古くなっていく。

そのためあなたは今、車買い替えについて考えているだろう。

とはいえただ買い替えるのではなく、絶対にお得になりたいという気持ちが強いため、下記のように考えていないだろうか。

そこで今回は、元ディーラー営業マンの筆者が、お得に車買い替えを実施する方法について、詳しく解説していこう。

正直なところ絶対に損しない方法もあるし、お得になる方法もある。

しかし、正しい知識を身につけないままでは損しかねないため、当ページはきちんと最後までご覧になることをオススメする。

1.車買い替えよりも「乗りつぶし」が最もお得になる

まず先に結論を述べておくが、そもそも車買い替えをするよりも「乗りつぶす」という方が圧倒的にお得になる。

というのもあなた自身も分かっているかと思うが、単純計算として「新しい車を買う資金」よりも、車の修理代の方がかかるケースは極々少数だからだ。

例えば100万円で今乗っている車を売り、300万円の車を購入することを想定してほしい。

その場合、差額である200万円は自分の持ち出しとなってしまう。

しかも整備点検費用はこれまでと同じだけかかってくるのだ。

一方、乗り続けた場合について考えてみると、日本車であれば乗りつぶすまでに20年20万キロ程度までは、定期的な車検や点検さえ実施しておけば「普通に乗れる」というケースが多い。

つまりエンジン載せ替えなどの大掛かりな修理はなく、数十～数百万円といった自己資金の持ち出しはなくなる。

そのため基本的には車買い替えをするよりも、乗りつぶしてしまった方がお得になるのだ。

とはいえ正直なところ、新しい車に乗りたい気持ちはよく分かるし、筆者自身もあなたと同様である。

あなたが少しでも新しい車に買い替えられるようにお得になる方法を説明していく。

2.車買い替えは「購入」と「売却」を分けて考える

そもそも車買い替えという言葉について分けて考えると、「車の購入」と「今乗っている車の売却」という2つの作業が発生することは理解できるだろう。

そして先に結論を述べておくが、車買い替えをする場合には購入と売却を「分けて実施する」ということが重要になる。

つまり例えばディーラーにて新車購入の商談をする場合、購入値引きと車下取りを一気に行うことは避けるべきなのだ。

その理由は後述するが、分けてそれぞれの作業で交渉をしていくことこそ、確実にお得になる方法だと覚えておこう。

そして前置きはここまでにして、次章からはそれぞれの作業別に、お得になる方法を紹介していこう。

3.車買い替え「購入」部分で最もお得になる方法

車買い替えの「購入」の部分に関して、最もお得になる方法とは何だろうか。

そう、最大限に値引きを引き出すことである。

そこで早速、最高値引きを引き出すための手順を下記に箇条書きしておいたのでご覧いただきたい。

当たり前じゃん！と思われるかもしれないが、実はたったこれだけの手順で、最高値引きを引き出してお得に車購入ができるのだ。

いかにそれぞれの手順を分けて紹介していくので、引き続きご覧いただきたい。

手順1. 2～3社の競合車種で見積もりを取る

まず購入部分でお得になるためには、目当ての販売店に「他にも選択肢がある」ということをアピールする必要がある。

つまり競合先がいて、どちらで購入しても良いということを見せるのだ。

その方法としては簡単に、競合車種を見つけて競合させるだけで良い。

新車購入の場合には、同じようなサイズ感・定価・乗車定員の車種を、中古車の場合には他の販売店にある走行距離や年式の似た同一車種を用意して、それぞれで見積もりを取ろう。

そして各社にて、「まだ決めるわけにはいかないので、他にも選択肢として検討させてほしい」と伝えればOKだ。

販売店としても競合相手がいることは普通であるため、まずは初回の値引きとして多少の値引きを入れた見積もりを出してくれる。

手順2. 3回通り競合させる

2～3社で見積もりを取った後は、地道に下記のような文言を伝えて競合させていく。

このように述べておくと、競合性が高くなりさらなる値引きに期待ができる。

ちなみに営業マンとしては目の前のお客様を逃してしまうと、新たなお客様を探して販売するのは面倒くさいため、高確率で値引き交渉に応じてくれる。

また営業マンは販売しなければ自分の給料が安いままなので、その点も加味すると「粘れば粘るほど頑張ってくれる」と思っても良い。

そして3回通り競合させると、その段階でほとんどの販売店が「コレが限界なので勘弁してください」といった内容を伝えてくる。

ここまで来れば、あと一押しをするだけだ。

手順3.おまけを付けさせる

利益だけを考えると「店舗として確保しなければならない利益ギリギリ」であることが多い。

というのも営業マンとしてはウソをついても他社に負けるだけなので、粘り強く競合させると本当にギリギリのラインで攻めてくるからだ。

ただし、ここで諦めるのはもったいない。

というのもギリギリまで競合させていくと、どの業者でも高確率で「同じような金額」になるからだ。

そこで最後の一押しとして、おまけを付けさせる方法がある。

そう、無料もしくは原価程度の格安サービスをさせるのだ。

サービス内容としては下記の物が受け入れられやすい。

これらはすべて「部品原価が極めて安く、工賃さえ我慢すればほとんど損が無い」というものだ。

そのため「正直まだコレで納得できるわけではないから、○○をサービスしてくれれば契約する」と最後に述べると、受け入れられやすいと覚えておこう。

ちなみに筆者はこの方法で、たまたまメーカーさんのキャンペーンに合致してカーナビをほぼ無料で提供したことがある。

型落ちではあるものの悪くない商品だったが、最後の一押しは「言ったもん勝ち」と思い、一度依頼するのがオススメである。

そうするとさらなる値引きには期待できないが、別の価値を提供してもらいやすい。

下記記事に新車値引きのやり方をさらに詳しく解説している。

以上が購入部分に関する手順だったが、あまり交渉が得意ではない人には面倒くさく、大変な作業だと思ったかもしれない。

その場合には最初から低予算で安心の保証が付いた中古車や、新車同然の新古車といったお得な車を狙っていくのが良いだろう。

そしてその方法としてオススメなのが中古車提案サービスというサービスを利用することである。

サービスの詳細は下記に紹介していくが、本当にオススメで誰でも簡単に優良個体が見つかるため、ぜひご覧になって利用してほしい。

中古車提案サービスを使うと余分な交渉なしに優良個体が見つかる

中古車を購入する理由は安いしコスパがいい、ただ何といってもすぐに壊れないかがとても心配なところだ。

「故障がない優良な中古車を探したい・・・」

そこで筆者のオススメするのは「 ズバット車販売 」というサービスだ。

上記のサービスは中古車販売の最大手であるガリバーが、全国にある数千台以上もの在庫車(非公開車両含む)の中から、あなたが希望する

• 予算
• 車種
• 年式

に合致した中古車を、あなたの代わりに探してくれるサービスである。

そのため確実に予算内で希望車種を見つけることができる。

またガリバーは充実の中古車保証に対応しているため、購入後も安心することができる。

申し込み自体も1分あればできるため、誰もが最短時間で最良の中古車が見つけられるだろう。

4.車買い替え「売却」部分でお得になる方法

一方、買い替えの「売却」に関しては実にシンプルな方法で最高額を引き出すことができる。

その方法は下記の通りだ。

たったこれだけで最高額を簡単に引き出すことができる。

そこでそれぞれ以下に分けて紹介していくのでご覧いただきたい。

ポイント1.下取りではなく買取を依頼する

まずディーラーによる下取りは安いことがほとんどであるため、そもそもオススメすることはない。

仮に高かったとしても、その場合には「値引き額が低すぎる」ということが多く、トータルで見てもお得ではないので避けておこう。

とはいえ理由が気になるだろう。

ディーラーだと査定額が安くなるのは、単純にディーラーが「中古車販売に力を入れていないから」である。

というのもディーラーはそもそも新車販売をするだけで利益が上がるほか、メーカーとの契約によって販売台数がノルマ化されている。

そのため中古車販売に力を入れるのではなく、新車販売に圧倒的な力を入れているのだ。

その結果として在庫車確保に必死になっているわけではなく、査定額としても安くなりやすい。

一方、買取専門店は新車の販売ライセンスを持っていないため、中古車販売をすることで利益を上げている。

そして昨今の中古車人気の影響から在庫車不足になっているのだ。

つまり売れば利益になるのだが、そもそも売るための源泉が無いということになる。

そのため買取専門店に買取依頼をした方が、高い査定額が提示されやすいのだ。

もちろんディーラーで一度試しに査定をしてもらうのもアリなのだが、スタートラインとしては「買取店に査定を依頼する」と覚えておこう。

ポイント2.複数の車買取店で競合させる

買取店の方が高いということが理解できたのであれば、あとは3～5社程度に査定額を出させ、競合していくだけである。

というのも今述べた通り、買取店は在庫車不足で利益が上げられない状態が続いている。

それはどこの買取店も同様であるため、競合させていくと「うちが絶対に確保したい」という心理が働き、その結果として徐々に査定額が上昇していくのだ。

そして徐々に上昇していった査定額は、相場の上限値付近の価格＝最高額となる。

つまり買取店を競合させるというシンプルな方法を実践するだけで、簡単に最高額が引き出せるのだ。

とはいえ問題が無いわけではない。

というのも買取店を探して、各社をまわって競合させるのは「かなり時間がかかって面倒くさい」といえるのだ。

そこで筆者がオススメするのが、「車一括査定」というサービスを利用することである。

サービスの詳細はこちらも下記にしていくが、最短時間で複数社を競合させて、サクッと最高額を出すにはもってこいのサービスである。

そのためぜひコチラも説明をご覧になって、利用することをオススメする。

車一括査定とは「複数の買取店」に同時依頼できるサービス

そして名前からもおおよその内容は推測できるだろうが、サービスと提携している何百～何千社もの車買取店の中から、あなたの地域に対応している複数の車買取店に車査定を一括して依頼できるのだ。

またサービスと提携しているほとんどの車買取店は、無料の出張査定サービスに対応しているため、あなたは自宅にいながら一気に複数社を競合させられる。

そのため「一度の申し込みをするだけで、最高額が得られる方法」ということができるのだ。

申し込み方法に関しても非常に簡単で、

• あなたが乗っている車に関する情報(車種や年式、総走行距離など)
• あなた自身に関する情報(出張査定先の住所や氏名など)

を入力するだけであるため、1～3分程度の時間があれば申し込みを完了させられる。

以上のことから車一括査定を利用することで、へこみのあるあなたの車は「最短時間で最高額を得ることができる」ということになるのだ。

申し込みは非常に簡単で、誰でもササっとできる。

そのためぜひ一度利用して、満足のいく価格提示を受けてほしい。

とはいえひとつだけ問題もある。

それは「車一括査定のサイトはいくつもあるため、どこがオススメなのか分からない」ということだ。

そこで最後に、当サイトで紹介している車一括査定サイトの中から、オススメなものを紹介しておこう。

車一括査定を徹底比較

車一括査定をオススメしたのはいいが、じつは買取店ほどではないにしても、いくつかのサイトが存在する。

主要な車一括査定6つをまず見てほしい。

下記にそれぞれの車一括査定を比較した一覧表を載せておく。

それぞれの比較一覧表をご覧になると、例えば

という特徴に気付くことができるだろう。

実際にこれらの特徴はすべて各車一括査定の「強み」といえる部分だ。

といえば、これらの特徴をご覧になるだけでは、本当にオススメの車一括査定がどれなのか分からないはずだ。

そこで筆者が車査定のプロとして最もオススメできる車一括査定TOP3を紹介する。

車一括査定のオススメは「カーセンサー」

最もオススメの車一括査定はタイトルの通り「 カーセンサー 」と結論付けている。

なぜなら「1,000件を超える圧倒的な業者と提携しているため、最も自分に合った買取業者を探しやすく最もお得になる可能性が高い」といえるからだ。

依頼でポイントがもらえる「楽天オート」

楽天オート の車一括査定は、「ポイントがもらえる」という特徴が大きい。

そして得られるポイントは

であり、ハードルがとても低い。

提携している買取業者数はカーセンサーと比較して見劣りする。

買取業者からの電話なし「ユーカーパック」

ユーカーパック は他の車一括査定とは少し色が異なる。

ユーカーパックの特徴は、車一括査定のように買取店からの電話ではなく、ユーカーパックからのみしか掛かってこない。

この車買取店から一斉に電話がかかってこない点が評価することができる。

さらには、5,000社以上もの車買取業者と提携してのも評価ポイントだ。

ただし、前述したカーセンサーと比較すると、提携している業者の多くが「大手買取業者ではない」という欠点がある。

以上、筆者がオススメする車一括査定に関しての解説を終了する。

ご覧になると「いくつもある車一括査定にはそれぞれ特徴があり、ポイントを抑えておくことで確実に金銭的にも、精神的にもお得になることができる」ということが分かったかと思う。

そして再度結論を述べますが、筆者としては最もオススメな車一括査定は「 カーセンサー 」であり、確実に最もお得な車買取業者を探すことで「数十万円以上も高く車買取してもらえる」ということができる。

申し込みにかかる時間も2分程度と、本当に短時間で簡単に申し込みを完了させることができる。

そのため、ぜひ一度試してみてほしい。

「こんなにお得になるのか！」とビックリするかもしれない。

5.まとめ

以上、車買い替えでお得になる方法について解説してきたが、最後に当ページの内容をまとめておこう。