車買い替えをする前に、そもそも準備をしておくことはないだろうか…と気になってしまう人は多い。
実際にあなた自身も車買い替えをするための準備や流れについて、きちんと知った上で先にシミュレーションをしておきたいだろう。
そこで早速だが、元ディーラー営業マンである筆者が、下記に車買い替えの流れと必要な準備について順に箇条書きしておいたのでご覧いただきたい。
- 車買い替えすべきなのか検討する
- 車探しをする
- 商談をする
- 売買契約
- 必要書類を準備する
- 納車および引き渡し
大きく分けると、上記の6ステップで車買い替えは完了する。
詳しくは以下に分けて紹介していくが、今のところ「コレだけの手順なら簡単そうだ」と思っただろう。
しかし判断を誤ってしまうと無駄なお金を支払う可能性もあるため、そのリスクに備えるためにも、必ず当ページの内容はしっかりご覧になってほしい。
では、まず手順通りに解説していこう。
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- 手順1.車買い替えすべきなのか検討する
- 手順2.車買い替えを検討したらまずは「車探し」をする
- 新車購入を検討する場合
- 中古車購入を検討する場合
- 車種決めをする方法
- 手順3.商談をする
- 商談の進め方1.新車購入の場合
- 商談の進め方2.中古車購入の場合
- 手順4.売買契約
- 注意点1.納期に関して覚えておく
- 注意点2.入金日の確認
- 手順5.必要書類を準備する
- 車買い替え「購入」の必要書類
- 車買い替え「売却」の必要書類
- 手順6.納車および引き渡し
- 実際に車買い替えについて動き出すのは3ヶ月前がベスト
- 「ズバット車販売」を使えばスムーズに車探しができる
- 最短時間で最高額を引き出すなら「車一括査定」を使うべき
- 車一括査定とは「複数の買取店」に同時依頼できるサービス
- 車一括査定を徹底比較
- 車一括査定のオススメは「カーセンサー」
- 依頼でポイントがもらえる「楽天オート」
- 買取業者からの電話なし「ユーカーパック」
- 8.まとめ
手順1.車買い替えすべきなのか検討する
先に言っておくが、基本的に車は「乗りつぶした方がお得」ということができる。
そのため本当に車買い替えをすべきなのかは、十分に検討してほしい。
というのも例えば10年落ち10万キロ走行となった場合でも、基本的に大きな修理として数十万円必要となるケースは少ない。
逆に今乗っている車が100万円で売れたとしても、新しい車を300万円で購入していては、200万円分のさらなる持ち出しが必要になる。
つまり「最大で数十万円の修理費を取るか、もしくは200万円余分にお金を払うか」といった問題で考えると、単純計算をしても乗りつぶした方がお得になるのだ。
そのため損得だけを考えて車買い替えをするのであれば、数十~数百万円規模の修理のない場合は車買い替えをすべきではないといえる。
車の買い替えをお得にするやり方については下記記事に詳しく解説している。
とはいえ筆者も経験済みではあるが、日々新しい車が発売されているのはもちろんのこと、安全性についても高まっているため「どうしても新しい車が欲しい!」という気持ちは分かる。
その場合には自分が用意できる予算について考えるとともに、確実に支払いが可能な予算決めをしてほしい。
手順2.車買い替えを検討したらまずは「車探し」をする
買い替えを検討したら、車探しをしていく。
とはいえ新車と中古車では少しだけ話が変わるため、以下に分けて紹介していこう。
新車購入を検討する場合
新車購入を検討する場合には、その新車がどのディーラーで売られているのか調べることから始めよう。
つまり「自分の欲しい車がどのメーカーなのか=どのディーラーで販売されているのか」ということを調べてから動くことになる。
ただしトヨタの場合だけは例外で、
- トヨタ店
- トヨペット店
- ネッツ店
- カローラ店
といった4種類のディーラーが用意されているのだが、各ディーラー専売の車種というものがある。
そのためお目当ての車種がある場合には、どのディーラーで取り扱いがあるのか先に確かめておくのをオススメする。
ちなみにトヨタでも、例えばプリウスやアクアといった超人気車種に関しては、どのディーラーでも併売されているため安心してほしい。
中古車購入を検討する場合
一方、中古車購入を検討する場合には、まずは中古車販売店に在庫車が確保されているかどうかを確かめる必要がある。
例えば大手中古車販売店の場合には、店舗で在庫車が無くても全国の系列店舗の中から探してもらうことができる。
しかし小規模店の場合にはそもそも店頭の在庫車しか用意できず、結果的に選択肢が狭まるケースが多い。
そのため最初に車探しをするのであれば、小規模店を地道に回るよりも大手の中古車販売店に出向いて相談することをオススメする。
ちなみに車探しをする以前に、「どの車が良いのか分からない」という場合は、下記に車種決めをする方法について紹介していこう。
車種決めをする方法
車種決めをするためには、まず車の「ボディタイプ」というものを覚えておいてほしい。
ボディタイプ大まかに分けると、下記の7種類がある。
- 軽自動車
→最大乗車人数4人で、エンジンや車体などすべてにおいて小さい
→近年発売されたモデルは車内空間も広く、スライドドア付きの車種もある
→ファミリー層のセカンドカーとして使われることが多い - コンパクトカー
→軽自動車と似たような大きさ
→車体は小さいがエンジンが大きいため、軽自動車の上位互換と考えてそん色ない - セダン
→昔ながらの姿形をしており、ゆったりと運転乗車することができる
→高級感のあるモデルが多く、40~50代の男性に人気がある - ステーションワゴン
→セダンの大きさと、ラゲッジスペースの広さを両立している
→エンジンの大きい車種も多く、荷物の多い子育て世代で「こだわった車に乗りたい」という人にオススメ - ミニバン
→スライドドアつきで多人数乗車可能と、ファミリー層に大人気
→日本独自の進化をしているため、他のボディタイプと比較しても装備の充実度が非常に高い - SUV
→世界的に最も人気のボディタイプで、オフロード走行だけではなく、市街地の走行でも安定した走りができる
→他のボディタイプよりも視点が高くなるため、見晴らしよく気持ちのいい運転ができる - クーペ、オープン
→いわゆるスポーツカーでスタイリングは非常に格好いい
→ただし実用的な車種はないため、あくまで趣味として考えるべき
→走行安定性は前ボディタイプの中で最も高い
今紹介したような用途別に、ボディタイプを大まかに決定していく。
そしてボディタイプごとの車種に関してだが、下記に挙げた中古車検索サービスを利用してチェックすることをオススメする。
- goo-net(グーネット) はコチラ
- カーセンサー はコチラ
名前を聞いたことがあるかもしれないが、これらのサービスなら全国各地の在庫車を、ボディタイプ別に見ることが可能であるため、ぜひ一度チェックだけしておいて「気になる車種」の目星を付けるのがオススメだ。
手順3.商談をする
次に商談を進めていく。
商談の際に最も重要となるのが「値引き交渉」だが、これも新車と中古車では進め方が異なるため、以下に分けて紹介していこう。
商談の進め方1.新車購入の場合
新車購入での値引き交渉はライバルとなる競合車種で、3社以上のディーラーと競合させるのがオススメだ。
そして実際には先ほど紹介したボディタイプが同じもので
- 同じくらいのサイズ
- 同じくらいの価格帯
- できれば他社のメーカー
といった他車種を用意して各ディーラーで「A社は〇円も値引きしてくれた」「B社は総額△円にしてくれた」と言っていくと、徐々に値引き額が大きくなり、最高値引きを引き出すことが可能になる。
また全く同じ車種でもトヨタのディーラーのように「経営元の異なるディーラー」というのがある。
その場合には同一車種で同じように比較しても、同じように最高値引きとなるだろう。
新車の値引きについては下記記事でさらに詳しく解説している。
商談の進め方2.中古車購入の場合
まず前提として中古車購入をする場合は「値引きゼロ」と言われることが多い。
これは前オーナーがどのような乗り方をしていたのか分からない=1台ずつ状態が異なる=金額も1台ずつ「現状の価格」になっているという理由で、値引きされないのだ。
しかし先に述べておくと、中古車でも値引きを引き出すことは十分に可能であるため、下記の手順で進めていくのがオススメである。
- 他の中古車販売店にある、似たような条件で同一車種の中古車を探す(色、年式、走行距離、グレードなど)
- 金額差があることを指摘し、その分安くしてもらう
- 端数を切ってもらう
- さらにおまけをしてもらう
微々たる金額にはなってしまうが、これだけで数万円程度の値引きは引き出すことが可能になる。
また金額差を指摘して安くなるのは、あくまでスタートラインに立っているだけである。
そのため総額から数千円単位の端数切りをしてもらい、その後おまけとして「コーティング」や「ETCの取り付け(セットアップ込)」をお願いしてみよう。
これらの作業は販売店の手間ばかりがかかる作業で、特に原価が加算されて損するわけではない。
そのため依頼すると、「これで売れるなら…」と快く受け入れられるケースが多い。
中古車の値引きについては下記記事でさらに詳しく解説している。
以上のことから中古車では、微々たる値引きと、おまけによって「実質値引き額を高くする」と覚えておこう。
手順4.売買契約
値引き交渉を完了させた後には、実際に売買契約をしていく。
売買契約自体は紙一枚に住所氏名の記入と、ハンコを押印するだけなので特に難しい手続きではないが、注意点がある。
それは下記に挙げた2つだ。
- 納期に関して覚えておく
- 入金日の確認
以下に簡単に説明していこう。
注意点1.納期に関して覚えておく
納期については車種によってバラバラで、正直なところディーラー側からしても「読みづらい」というのが本当のところである。
そのため実は商談時の納期は往々にしてズレてしまうケースが多いのだ。
だからこそ先に説明された納期については、ある程度「大まかな目安」として覚えておく必要がある。
ただし納期がズレることで自動車税額が変わるケースもあるため、予定していた納期の翌月などに納車される場合には、その分の自動車税分を減額してもらう必要があると覚えておこう。
注意点2.入金日の確認
基本的に入金日は、納車日もしくは納車日より前になる。
そして決められた入金日を過ぎてしまうと、いつまでたっても自分の物にならないため、必ず決められた通りに入金することを覚えておいてほしい。
また今説明したのは物の売買をする上で普通のことだが、もっと注意すべきなのは「ローンなどを組む場合」である。
ローンなどを組んで契約する場合には、銀行側の担当者とディーラーの担当者をつないで、それぞれで「○月〇日までにディーラーに入金」ということを情報共有してもらうといい。
そうすると入金日に間に合うように貸し付けが行われるし、場合によっては直接ディーラーに入金してもらうことも可能だからだ。
もし車を売るのであれば、下記記事で売買契約のチェックをしてほしい。
手順5.必要書類を準備する
入金日が確定出来たら、それに合わせて必要書類を準備していく。
そして買い替えをするということは、購入と売却それぞれで必要になる書類があるため、以下にそれぞれ分けて紹介していく。
車買い替え「購入」の必要書類
必要書類の名称 | 車を買う | 準備にかかる日数 | |
---|---|---|---|
普通自動車 | 軽自動車 | ||
委任状 | 〇 | 〇 | 0 |
実印 | 〇 | × | 0 |
印鑑証明 | 〇 | × | 1 |
認印 | × | 〇 | 0 |
車庫証明 | 〇 | 〇 | 5~10 |
購入する場合の必要書類は上記である。
簡単に入手方法を紹介していこう。
購入時の必要書類1.委任状
委任状とは新規で車の所有者を登録する際、登録業務をディーラーなどに代行してもらう場合に必要な書類
入手は非常に簡単で、ディーラーの営業マンが契約時にその場で渡してくれるため、その場で実印を押印し住所氏名を記載すれば完了する。
購入時の必要書類2.実印、認印
普通車の場合には実印を、軽自動車の場合には認印を押印する必要があるため、必ず用意しておこう。
実印は市区町村役場や出張窓口にてその場で登録することができ、さらにそのまま印鑑証明まで発行してもらうことが可能である。
そのためまだ用意できていないのであれば、ひとつ実印を作っておくのがオススメだ。
ちなみに実印が用意できない場合には、所有権がディーラーのままになってしまう。
その場合には売却時などに残債の確認などが発生するため、面倒くさくなる可能性があると覚えておこう。
ただし、面倒くさくなるかもしれないだけで、何か問題があるわけではない。
購入時の必要書類3.印鑑証明
印鑑証明は市区町村役場または出張窓口にて発行することが可能である。
金額にするとどの自治体でも200~300円程度で発行できるため、手数料分だけはお金を用意して発行しておこう。
購入時の必要書類4.車庫証明
車庫証明はディーラーの担当者から申請書類をもらうこともできるが、警察署の窓口でも無料入手することが可能な書類である。
そしてこれは絶対に自力で作成と申請をするのがオススメな書類だ。
というのもディーラーの見積もりを見ても分かるのだが、多くの場合で1~2万円程度の手数料が取られてしまうからだ。
しかし作成と申請自体は非常に簡単であるため、絶対にあなた自身で作成および申請をすることをオススメする。
詳しい手順は下記のページに記載しているため、ぜひ見本にして作成と申請をしよう。
ちなみにだが、営業マンにお願いすると意外に「印紙代の実費のみで対応してくれる」というケースもある。
また対応してくれずとも、目の前で作成を手伝ってくれたり、チェックしてくれることも多い。
そのため自力で作成する場合には、一度無料対応を依頼して、ダメな場合には手伝ってもらうように依頼するのがオススメである。
購入書類については下記記事で詳しく解説している。
車買い替え「売却」の必要書類
必要書類の名称 | 車を売る | 準備にかかる日数 | |
---|---|---|---|
普通自動車 | 軽自動車 | ||
自動車検査証 | ○ | ○ | 0 |
自賠責保険証明書 | ○ | ○ | 0 |
リサイクル券 | ○ | ○ | 0 |
自動車納税証明書 (軽自動車含む) | ○ | ○ | 0 |
印鑑登録証明書 | ○ | × | 1 |
実印 | ○ | × | 0 |
譲渡証明書 | ○ | × | 0 |
委任状 | ○ | ○ | 0 |
認印 | × | ○ | 0 |
振り込み口座が分かるもの | ○ | ○ | 0 |
売却に必要な書類は上記の10種類になるが、実は特別に難しい書類はひとつもない。
それにほとんどが買取店にて用意されており、あなたは契約時に記入をしていくだけの場合が多いのだ。
そのため特筆すべきものはあまりないが、下記に一応分けて紹介していこう。
売却時の必要書類1.自動車検査証
いわゆる車検証のことである。
普通は「車検証入れ」と言われる、大きな手帳のようなケースに入れられて、ダッシュボード内に保管されている。
売却時の必要書類2.自賠責保険証明書
自賠責保険に加入している証明書で、こちらも車検証入れの中に入れられ、ダッシュボード内で保管されていることが多い。
車検切れの車を売る場合には不要。
売却時の必要書類3.リサイクル券
リサイクル券も車検証入れの中に入れられ、ダッシュボード内に保管されていることが普通である。
ただしこの書類に記載されている金額さえ分かれば問題なく、業者はネット上で簡単に調べられる。
つまり最悪無くしてしまっても特に問題はないと思って大丈夫である。
売却時の必要書類4.自動車納税証明書(軽自動車含む)
いわゆる納税証明書だが、レシート大の書類であるため無くしてしまっている人が多い。
しかし都道府県税事務所の専用端末から、無料ですぐに再発行することができるため、実は紛失してしまっても問題はない。
また自分で再発行手続きに行かずとも、簡単すぎる手続きであるため買取店の担当者が無料で代行してくれることも多い。
売却時の必要書類5.印鑑登録証明書
車を売るときには、実印を押印する書類がいくつかある。
その実印を証明するために、印鑑証明が必要だと覚えておこう。
ただし必要なのは「所有者の実印と印鑑証明」である。
そのためローン会社などが所有者となっている場合には、印鑑証明を送ってもらう必要がある。
送付依頼をすれば残債の確認とともに、2~3日中に送付してくれることが多いため、多少の待ち時間がある。
売却時の必要書類6.実印、認印
市区町村役場などで登録した印鑑で、所有者が書類に押印する必要がある。
軽自動車の場合には認印で進めることも可能。
売却時の必要書類7.譲渡証明書
車の名義変更をする場合に必要な書類で、買取店の担当者から無料で入手できる。
この書類には所有者本人の実印を押印する必要がある。
ローン会社などが所有者の場合には、印鑑証明の送付依頼をすると、同封して実印押印済みの譲渡証明書を送付してくれる。
売却時の必要書類8.委任状
委任状は名義変更手続きを代行してもらうために必要な書類で、コチラも所有者の実印を押印する必要がある。
そしてローン会社などが所有者の場合には、やはり印鑑証明や譲渡証明書などと同封して送付してもらうことが可能である。
売却時の必要書類9.振り込み口座が分かるもの
売却したお金を振り込む口座情報について、分かるようにしておかなければいつまでたっても入金されない。
そのため必ず振込先の分かるメモを用意しておこう。
ちなみにケースバイケースではあるが、ディーラーの担当者と買取店の担当者を繋げておくと、ディーラーに直接入金してもらうことも可能な場合がある。
車を売るときの書類は下記記事でさらに詳しく解説している。
以上の書類と購入先と売却先の業者へ持っていくと、そのままスムーズに登録などの手続きが完了して、晴れて納車・引き渡しを迎えることになる。また見た目上の書類の数は多いが、説明にもある通り「難しい書類はない」というのが本当のところだ。
そのため心配せずとも、各担当者にフォローしてもらいながら用意すれば何も問題ないと思って大丈夫である。
手順6.納車および引き渡し
書類をそろえて登録が完了すれば、後は納車と引き渡しをするだけである。
ただし引き渡しに関しては、別の買取店などに売却すると「納車前に引き渡しをする」ということもあるため、少しだけ日程にズレが生じる可能性があると覚えておこう。
また納車時には、必ずその場で傷や凹み、仕様などの確認をしておこう。
というのもディーラーでもごくまれにあるのだが、
- 依頼されていた用品の取り付けが抜けていた
- 外注の磨き業者によって、外装にキズや凹みが付いてしまった
といったことが無いわけではない。
そのため納車で浮かれる気持ちは分かるが、必ず細かくチェックをしておいてほしい。
以上が車買い替えをする際に必要なすべての流れだったが、おさらいの意味も込めて時系列でまとめていこう。実際に車買い替えについて動き出すのは3ヶ月前がベスト
早速、ここまで紹介してきた準備の流れを、時系列としてどのくらいの時間がかかるのか下記にまとめておいたのでご覧いただきたい。
- 車買い替えすべきなのか検討する…1週間~1ヶ月
- 車探しをする…1週間~2ヶ月
- 商談をする…2週間~1ヶ月
- 売買契約…1日
- 必要書類を準備する…10日程度
- 納車および引き渡し…1日
すべてを合算するととてつもない時間になってしまうが、重なり合う部分もあるため、実質的に3ヶ月前から動き出すと「多少の余裕を持って行動できる」ということができる。
ただし人によっては車探しや買い替え検討に時間がかかるため、一概にはいえない部分もある。
ただ、できる限り車探しなどでスムーズに済ませるのであれば「ズバット車販売」といったサービスを活用するのもオススメである。
サービスの詳細は下記にしていくが、新古車や保証付きの優良中古車を半自動的に探せるため、ぜひご覧になって活用することをオススメする。
「ズバット車販売」を使えばスムーズに車探しができる
中古車を購入する理由は安いしコスパがいい、ただ何といってもすぐに壊れないかがとても心配なところだ。
「故障がない優良な中古車を探したい・・・」
そこで筆者のオススメするのは「 ズバット車販売 」というサービスだ。
上記のサービスは中古車販売の最大手であるガリバーが、全国にある数千台以上もの在庫車(非公開車両含む)の中から、あなたが希望する
- 予算
- 車種
- 年式
そのため確実に予算内で希望車種を見つけることができる。
またガリバーは充実の中古車保証に対応しているため、購入後も安心することができる。
申し込み自体も1分あればできるため、誰もが最短時間で最良の中古車が見つけられるだろう。
- 電話で相談できるズバット車販売はこちら → https://www.zba.jp/car-hanbai/
また車探しをスムーズに済ませるだけではなく、売却についても最短時間で最高額を引き出すことがオススメだ。
その点については、コチラもオススメのサービスがある。
それは「車一括査定」というサービスだ。
サービスの詳細は下記にしていくが、何日・何時間もかけずとも、最短時間でガッツリ最高額を引き出すことができるため、ムダに時間をかけずに済むのだ。
こちらについてもぜひご覧になって利用してほしい。
最短時間で最高額を引き出すなら「車一括査定」を使うべき
車一括査定とは「複数の買取店」に同時依頼できるサービス
そして名前からもおおよその内容は推測できるだろうが、サービスと提携している何百~何千社もの車買取店の中から、あなたの地域に対応している複数の車買取店に車査定を一括して依頼できるのだ。
またサービスと提携しているほとんどの車買取店は、無料の出張査定サービスに対応しているため、あなたは自宅にいながら一気に複数社を競合させられる。
そのため「一度の申し込みをするだけで、最高額が得られる方法」ということができるのだ。
申し込み方法に関しても非常に簡単で、
- あなたが乗っている車に関する情報(車種や年式、総走行距離など)
- あなた自身に関する情報(出張査定先の住所や氏名など)
を入力するだけであるため、1~3分程度の時間があれば申し込みを完了させられる。
以上のことから車一括査定を利用することで、へこみのあるあなたの車は「最短時間で最高額を得ることができる」ということになるのだ。
申し込みは非常に簡単で、誰でもササっとできる。
そのためぜひ一度利用して、満足のいく価格提示を受けてほしい。
とはいえひとつだけ問題もある。
それは「車一括査定のサイトはいくつもあるため、どこがオススメなのか分からない」ということだ。
そこで最後に、当サイトで紹介している車一括査定サイトの中から、オススメなものを紹介しておこう。
車一括査定を徹底比較
車一括査定をオススメしたのはいいが、じつは買取店ほどではないにしても、いくつかのサイトが存在する。
主要な車一括査定6つをまず見てほしい。
下記にそれぞれの車一括査定を比較した一覧表を載せておく。
それぞれの比較一覧表をご覧になると、例えば
- カーセンサーの提携業者数は圧倒的に多い
- 楽天オートは楽天ポイントがもらえる
- ユーカーパックは買取業者からの電話がない、申込み直後に買取相場を知ることができる
- ズバット車買取は申し込み直後に買取相場を知ることができる
- カービューは車一括査定を最初に始めた運営サイトで歴史が長い
- ナビクル車査定は買取業者を厳選している
という特徴に気付くことができるだろう。
実際にこれらの特徴はすべて各車一括査定の「強み」といえる部分だ。
といえば、これらの特徴をご覧になるだけでは、本当にオススメの車一括査定がどれなのか分からないはずだ。
そこで筆者が車査定のプロとして最もオススメできる車一括査定TOP3を紹介する。
車一括査定のオススメは「カーセンサー」
最もオススメの車一括査定はタイトルの通り「 カーセンサー 」と結論付けている。
なぜなら「1,000件を超える圧倒的な業者と提携しているため、最も自分に合った買取業者を探しやすく最もお得になる可能性が高い」といえるからだ。
依頼でポイントがもらえる「楽天オート」
楽天オート の車一括査定は、「ポイントがもらえる」という特徴が大きい。
そして得られるポイントは
- 申し込みをして5ポイント
- 申し込み後に制約をしたら1,500ポイント
であり、ハードルがとても低い。
提携している買取業者数はカーセンサーと比較して見劣りする。
買取業者からの電話なし「ユーカーパック」
ユーカーパック は他の車一括査定とは少し色が異なる。
ユーカーパックの特徴は、車一括査定のように買取店からの電話ではなく、ユーカーパックからのみしか掛かってこない。
この車買取店から一斉に電話がかかってこない点が評価することができる。
さらには、5,000社以上もの車買取業者と提携してのも評価ポイントだ。
ただし、前述したカーセンサーと比較すると、提携している業者の多くが「大手買取業者ではない」という欠点がある。
以上、筆者がオススメする車一括査定に関しての解説を終了する。
ご覧になると「いくつもある車一括査定にはそれぞれ特徴があり、ポイントを抑えておくことで確実に金銭的にも、精神的にもお得になることができる」ということが分かったかと思う。
そして再度結論を述べますが、筆者としては最もオススメな車一括査定は「 カーセンサー 」であり、確実に最もお得な車買取業者を探すことで「数十万円以上も高く車買取してもらえる」ということができる。
申し込みにかかる時間も2分程度と、本当に短時間で簡単に申し込みを完了させることができる。
そのため、ぜひ一度試してみてほしい。
「こんなにお得になるのか!」とビックリするかもしれない。
8.まとめ
以上、車買い替えの準備について解説してきたが、最後に当ページの内容をまとめておこう。
- 車買い替えの準備をする際は、購入と売却という2つの要素に分けて考えるべき
- 車買い替えの準備の流れとしては、大きく分けて6つのステップに分けられるが、時間にして3カ月程度前から動き出さないと余裕がない
- スムーズに車買い替えの準備を完了させるなら、「中古車提案サービス」や「車一括査定」といったサービスを上手く活用すると、お得で時間をかけずに済む