出張査定はどこまで対応?大手買い取り業者の対応一覧と高価買取方法
車買取を依頼するとき、わざわざ車買取店に出向いて査定してもらうのは面倒くさいだろう。

そのためあなたは車買取店に対して、出張査定を依頼したいのではないだろうか。

とはいえ実際に依頼するにしても、下記の点が心配になってしまう。

  • 出張してもらうということはコストがかかると思うけど、無料で対応してもらえるのだろうか
  • 出張査定を依頼するなら、高く車買取してもらうために「事前にすべきこと」はあるのだろうか
  • 出張査定で車買取をしてもらうとき、最高額を引き出す方法が知りたい
  • 出張査定で車買取してもらうのに、絶対に損だけはしたくない

そこで今回は、元ディーラーの中古車査定士をしていた筆者が、出張査定による車買取手について詳しく解説していこう。

出張査定は正しく活用すればお得になるのは間違いなく、さらにいうと「絶対に活用すべき」ということができる。

そのためぜひ最後までご覧になって、最高額を引き出す方法を知ってほしい。

【とっておきの裏技】市場に出回らない非公開車両の中古車を提案してもらう!

中古車購入で一番心配なこと・・・それは買った後にすぐ故障してしまい乗れなくなること。
いくら中古の車とはいえば数十万はするので、大きな痛手のはずだ。

実は安心かつ安全でコストパフォーマンスの高い中古車を購入する方法がある。
それは市場には出回らない「非公開車両」に的を絞ること。

でも、一般な人では「非公開車両」を探すのは、ハッキリ言って無理だ。
ただ、非公開車両を提案してもらえるサービス「 ズバット車販売 」がある。

中古車買取・販売で有名な「ガリバー」が提案してくれるサービス。
ガリバーは新鮮な中古車が毎日500台入荷されているので、非公開車両の毎日のように増えている。
しかも100日間の返品保証サービスが付いているのでもしもの時も安心だ。

相談はどんな内容でもOK。むちゃな要望も伝えてみることだ。

【相談の内容例】
・新車とほぼ同等のフィットがほしい
・N-BOXで50万以内、新車同等品を提案してほしい
・ディーラー試乗車落ちで10,000km以内の中古車がほしい
・小さな子供がいるファミリー世帯にオススメの中古車がほしい

【電話】で無料相談できるなびくる+ →  https://www.zba.jp/car-hanbai/

【とっておきの裏技】愛車の相場をチェック&下取りよりも30万円高く売る

あなたは愛車の本当の価値を知っているだろうか?
もし、ディーラーの下取り額でしょ?買取店で出してもらった査定額でしょ?と思ったあなたは大きな間違いだ。

ディーラーや買取店は、ただただあなたから買い取った車を横流しして利益を上げているだけなのだ。

つまり彼らの利益を最小限に減らすことができれば、あなたは最高額で売れることができる。

ではどうすればいいのか?答えは「買取店同士を競わせる」こと。
ただ、正直、1社1社買取店を回っていたら面倒だと思うだろう。

そこでオススメなのが車一括査定というサービスを使うことだ。
車一括査定を使えば、一度に買取店に査定してもらい競争させることができるので、MAXに近い買取額が出る。

無料で利用、しかも納得いかなければ売らなくてもOKなのだ。
だまされたと思った一度利用することをオススメする。

おそらくあなたは出てきた査定額にビックリするだろう。

大手優良業者に厳選、申し込みと同時に愛車の相場がわかる「ナビクル車査定」 →  ナビクル車査定

優良業者が厳選、かつ同時に比較できる数が多い「カーセンサー」 →  http://www.carsensor.net/

1.出張査定は無料が当たり前

まず出張査定について有料なのか無料なのかお教えしておこう。

「無料で当たり前」が正解である。

しかし出張査定には遠出してもらうためのコストがかかっているため、なぜ無料なのか気になるだろう。

その理由は単純で、車買取店は「どうしても中古車の在庫車を確保したい」と考えているからだ。

というのも買取店は買い取った車を中古車として再販することで利益を上げるのだが、昨今の中古車人気の影響から「売れ行きが良すぎる」という背景がある。

それだけなら良いのだが、実は売れ行きの良さから在庫車不足に陥っており、結果的にまわりまわって利益が上げられなくなっているのだ。

そのため車買取店としては在庫車確保をするためであれば、無料で出張査定をしても全然構わないと思っているのだ。

また実際に、筆者が大手車買取店で調査した結果を、下記にまとめておきましたのでご覧いただきたい。

車買取店出張査定出張可能な距離
ガリバー・片道2040㎞程度まではOK
・その他は要相談
ビッグモーター・隣の市区町村ぐらいまでは余裕でOK
・その他は管轄による
カーセブンFC店によってそれぞれ
ラビットFC店によってそれぞれ
※筆者の近所のラビットは「市内対応」とのこと
アップルFC店によってそれぞれ
ユーポス・問い合わせ時に検討する
カーチス・基本管轄だが問い合わせ時に検討

ご覧いただいた通り、近隣であれば基本的にOKとなっており、どこも特別な遠距離などでない限りは「無料」という回答をいただいた。

筆者が出張査定をするときも上記とほとんど変わらず、基本的にはどこまでも無料で出張査定をさせてもらっていた。

ちなみに筆者の最長距離としては片道100㎞で、法人顧客のグループ企業の営業車を査定させていただいた。

このように、無料で「意外と長距離まで対応してもらえる」という特性があるため、基本的には自分で手間をかけずに出張査定をする方がラクになる。

また余談ではあるが、出張査定を依頼しても、店舗にて査定をしてもらったとしても、どちらも限界価格は全く変わらない。

そのため心配せずとも積極的に出張査定は活用して構わないと思って大丈夫である。

そして本章ではここまで出張査定のコストについて説明してきたが、次章では実際に出張査定を依頼する際にすべきことを紹介していこう。

2.出張査定を依頼するとき、すべきことは3つ

出張査定を依頼するとき、車買取店に対してすべきことは3つある。

出張査定をするときに依頼すべき3つのこと
  1. 内外装をキレイにしておく
  2. 営業トークは話半分で聞き流す
  3. 競合他社にも依頼する

それぞれ最低限実施しておきたいポイントだが、それでいて最も重要なポイントともいえるため、以下の説明を注意深くご覧になってほしい。

すること1.内外装をキレイにしておく

車買取店に出張査定を依頼する前には、必ず内外装をキレイにしておく必要がある。

その理由はよく「査定士も人間だから心象が良くなって査定額がアップする」などと言われるが、そんなものではない。

というのも内外装がキレイでなければ「正しく査定できない」という弊害があるからだ。

一体どういうことなのかというと、中古車査定士はお客様の車を査定するにあたり、砂ぼこりなどを払って査定することはできないという実情がある。

なぜならお客様の車を手で触れすぎて、その結果小キズが出来た場合などに責任を持てないからだ。

そのため汚れたままの車は、汚れたまま査定することになる。

そして査定士としては商売で車買取をしているため、絶対に損だけはしたくないと考えている。

その結果、「万が一汚れに隠れて見えない小傷などがあった場合」を考えて、ある程度低めに査定をするのだ。

つまり内外装をキレイにしておかなければ、得することはないが「損をする可能性が高くなる」といえるのだ。

そのため出張査定の前には水洗いやホコリ取り程度の簡単なもので構わないので、必ずキレイにしておくことをオススメする。

すること2.営業トークは話半分で聞き流す

出張査定に来てもらうと、営業マンはありとあらゆる営業トークを駆使してくる。

それもそのはず、営業マンとしては「せっかく来たのだから必ず成果を上げて帰りたい」と思っているからだ。

よくある話だが「今決めていただければ〇万円で買取をさせていただきます」など、甘い話で必死に買取をしたがってくる。

しかし絶対に真に受けてはならない。

というのも車買取店の営業マンは自社だけで商談を進めている間は、他社に絶対に行かれることはないため「言い値で買取できる権利」を持っているような状態となっているからだ。

つまり「今ならそこそこ高そうな金額を提示して、車買取できるチャンス」と思っているのだ。

そのためどの車買取店に依頼する場合でも、営業トークは話半分で聞き流して、「重要なのは最高額が出ること」と割り切って対応しておこう。

ちなみに次に紹介するが、複数社を競合させることで「買取価格だけを見た商談」ができるため、必ず実施してほしい。

すること3.競合他社にも依頼する

競合他社にも出張査定を依頼して、各社の査定額を比較しよう。

そうすると意外なことに「各社で大きな差が出る」ということが非常に多い。

これは決してあなたの足元を見ているわけではないのだが、車買取店ごとの「初回提示額のルールの違い」が影響していると考えてほしい。

そして競合他社を含めて、3~5社程度で競合させていくと徐々に査定額が上昇していき、最終的には相場の上限値付近の価格=最高額で車買取してもらえる。

以上のポイントさえ守っておけば、まず出張査定を依頼して損することはなくなる。

それどころか最高額を引き出すこともでき、間違いなくあなたはお得になるのだ。

とはいえ気になるのは実際に最高額を引き出すための手順だろう。

そこで次章では、実践しやすいように手順を詳しく紹介していこう。

3.出張査定で最高額の車買取をしてもらう3ステップ

出張査定を依頼して最高額を引き出すには、下記の3ステップだけで大丈夫だ。

出張査定で最高額を引き出す3ステップ
  1. 1社目を呼び初回査定額を引き出す
  2. 2社目、3社目も呼び1社目の参考価格をもとにより高い査定額を引き出す
  3. 2~3周繰り返す
キーワードは「競合」であり、これによって30~50万円以上も査定額が上乗せされるケースも多い。

そのため手順通りにしっかり複数社を競合させることがオススメである。

ステップ1.1社目を呼び初回査定額を引き出す

まずは1社目の車買取店に出張査定を依頼して、初回査定額を引き出す。

そしてここでの金額は「今決めていただければ〇万円にする」という言葉の、〇万円を基準にしてほしい。

また何度も述べるが営業トークは話半分で聞き流し、この時点での契約はぜっていにしてはならない。

ステップ2.2社目、3社目も呼び1社目の参考価格をもとにより高い査定額を引き出す

初回の〇万円という言葉を引き出した後は、この金額を基準にして2社目、3社目を呼び、「A社では〇万円と言われたが全然納得できない」という旨を伝えよう。

そうすると基本的には、どの買取業者も「少し高い金額」に合わせて、査定額を提示してくる。

ただしここでのミソは「まだ納得できていない」という意思をはっきりと主張することだ。

そうすることで、その後「もう少し上げてほしい」と言って、交渉することが可能になる。

ステップ3.2~3周繰り返す

そして交渉は、各社で2~3周分繰り返すのがオススメだ。

というのも2~3周繰り返していくと、ほとんどのケースで「コレが限界です」と言ってくるからだ。

そしてここでの限界は、実はまだガチの限界ではないケースが多い。

そのため各社が自主的に「限界」と述べた金額から、「キリが悪いのであと〇円だけ挙げてくれれば、その金額で売ります」ということを伝えましょう。

そうすると、ほとんどの車買取店はお互いの妥協点として、条件を飲んでくれるだろう。

仮に飲んでくれなかったとしても、そもそも限界値付近まで引き出せているので、気にせずに売却してしまってもOKである。

以上、非常に単純な3つのステップだったが、どれも非常に重要度が高い。

そのためひとつも欠かすことなく、しっかりと複数社を競合させるのがオススメだ。

とはいえ面倒くさい人のために、いくらか簡略化する方法を紹介しておく。

4.面倒くさいなら「一気にその場で競合させる」のもアリ

車買取専門店は3~5社ピックアップする
車買取専門店は3~5社ピックアップする

個別に複数社をまわって競合させていくことは、正直なところ面倒くさい。

そこで筆者がオススメするのが「一気にその場で競合させる」ということだ。

出張査定ならではの方法なのだが、手順としては下記の通り。

  1. 同日同時刻に複数の車買取店でアポ取りをする
  2. 各社の名刺の裏に初回査定額書いてもらう
  3. 上位2社で競合させる
  4. 2~3周競合させる

手順としては上記の通りだが、すべて「出張査定でその場で競合させられる」というメリットがある。

そしてその日中に最高額を引き出すことが可能であるため、筆者としてはかなりオススメの方法である。

ちなみにこの方法を実践する場合には、5社程度に依頼しなければ、最後の上位2社による競合があまり激化しなくなってしまう。

そのため必ず5社程度の車買取店を先に探しておき、各社を一気に競合させることをオススメする。

ちなみに、この手順で競合させる場合でも、車買取店を個別に探していくのは正直なところ骨が折れる。

そこで筆者がオススメするのが「車一括査定」というサービスを利用することだ。

サービスの詳細は次章にてしていくが、利用すれば簡単に近隣の車買取店を探すことが可能で、さらに一気に競合させることも非常に簡単である。

そのためぜひご覧になって、利用してほしい。

5.一気に競合させるならすぐに複数社へ依頼できる「車一括査定」がオススメ

車一括査定とは「複数の買取店」に同時依頼できるサービス

 車一括査定とはインターネット上のサービスのことで、サービスと提携しているいくつもの車買取店に一括して車査定の依頼をすることができるサービス
車一括査定を使わない場合、使う場合
車一括査定を使わない場合、使う場合

そして名前からもおおよその内容は推測できるだろうが、サービスと提携している何百~何千社もの車買取店の中から、あなたの地域に対応している複数の車買取店に車査定を一括して依頼できるのだ。

またサービスと提携しているほとんどの車買取店は、無料の出張査定サービスに対応しているため、あなたは自宅にいながら一気に複数社を競合させられる。

そのため「一度の申し込みをするだけで、最高額が得られる方法」ということができるのだ。

申し込み方法に関しても非常に簡単で、

  • あなたが乗っている車に関する情報(車種や年式、総走行距離など)
  • あなた自身に関する情報(出張査定先の住所や氏名など)

を入力するだけであるため、1~3分程度の時間があれば申し込みを完了させられる。

以上のことから車一括査定を利用することで、へこみのあるあなたの車は「最短時間で最高額を得ることができる」ということになるのだ。

申し込みは非常に簡単で、誰でもササっとできる。

そのためぜひ一度利用して、満足のいく価格提示を受けてほしい。

とはいえひとつだけ問題もある。

それは「車一括査定のサイトはいくつもあるため、どこがオススメなのか分からない」ということだ。

そこで最後に、当サイトで紹介している車一括査定サイトの中から、オススメなものを紹介しておこう。

車一括査定を徹底比較

車一括査定をオススメしたのはいいが、じつは買取店ほどではないにしても、いくつかのサイトが存在する。

主要な車一括査定6つをまず見てほしい。

下記にそれぞれの車一括査定を比較した一覧表を載せておく。

車一括査定の比較表
車一括査定の比較表

それぞれの比較一覧表をご覧になると、例えば

  • カーセンサーの提携業者数は圧倒的に多い
  • 楽天オートは楽天ポイントがもらえる
  • ユーカーパックは買取業者からの電話がない、申込み直後に買取相場を知ることができる
  • ズバット車買取は申し込み直後に買取相場を知ることができる
  • カービューは車一括査定を最初に始めた運営サイトで歴史が長い
  • ナビクル車査定は買取業者を厳選している

という特徴に気付くことができるだろう。

実際にこれらの特徴はすべて各車一括査定の「強み」といえる部分だ。

といえば、これらの特徴をご覧になるだけでは、本当にオススメの車一括査定がどれなのか分からないはずだ。

そこで筆者が車査定のプロとして最もオススメできる車一括査定TOP3を紹介する。

車一括査定のオススメは「カーセンサー」

カーセンサー
カーセンサー
http://www.carsensor.net/

最もオススメの車一括査定はタイトルの通り「 カーセンサー 」と結論付けている。

なぜなら「1,000件を超える圧倒的な業者と提携しているため、最も自分に合った買取業者を探しやすく最もお得になる可能性が高い」といえるからだ。

カーセンサー

依頼でポイントがもらえる「楽天オート」

楽天オート
楽天オート
https://auto.rakuten.co.jp/

楽天オート の車一括査定は、「ポイントがもらえる」という特徴が大きい。

そして得られるポイントは

  • 申し込みをして5ポイント
  • 申し込み後に制約をしたら1,500ポイント

であり、ハードルがとても低い。

提携している買取業者数はカーセンサーと比較して見劣りする。

買取業者からの電話なし「ユーカーパック」

ユーカーパック
ユーカーパック
https://ucarpac.com/

ユーカーパック は他の車一括査定とは少し色が異なる。

ユーカーパックの特徴は、車一括査定のように買取店からの電話ではなく、ユーカーパックからのみしか掛かってこない。

この車買取店から一斉に電話がかかってこない点が評価することができる。

さらには、5,000社以上もの車買取業者と提携してのも評価ポイントだ。

ただし、前述したカーセンサーと比較すると、提携している業者の多くが「大手買取業者ではない」という欠点がある

ユーカーパック

以上、筆者がオススメする車一括査定に関しての解説を終了する。

ご覧になると「いくつもある車一括査定にはそれぞれ特徴があり、ポイントを抑えておくことで確実に金銭的にも、精神的にもお得になることができる」ということが分かったかと思う。

そして再度結論を述べますが、筆者としては最もオススメな車一括査定は「 カーセンサー 」であり、確実に最もお得な車買取業者を探すことで「数十万円以上も高く車買取してもらえる」ということができる。

申し込みにかかる時間も2分程度と、本当に短時間で簡単に申し込みを完了させることができる。

そのため、ぜひ一度試してみてほしい。

「こんなにお得になるのか!」とビックリするかもしれない。

6.まとめ

以上、出張査定による車買取について解説してきたが、最後に当ページの内容をまとめておこう。

  • 車買取のための出張査定は基本無料で、対応距離も「近隣の市区町村ぐらいまではOK」の場合が多い
  • また出張査定を依頼したとしても、店舗にて個別に査定を受ける場合と限界価格は変わらない
  • 出張査定で最高額を引き出すことは非常に簡単で、筆者のオススメは手間のかからない「入札制」による5社以上の競合
  • さらにラクをして最高額を引き出したいのであれば、「車一括査定」のサービスを利用するのがオススメ